業種:保険代理業 企業規模:8名
株式会社 コラボネットコーポレーション
代表取締役 大橋 宗徳 氏
● 導入のきっかけ
法人設立後の5年間は常に人材のことで頭を悩まされ、6年目でやっとの思いで3年以上の継続社員を4人確保することができた。しかし、4人の社員がほぼ同期入社にもかかわらず、給与に与える評価の基準がないことに気が付き、人事評価に対して相当な問題意識を持つようになった。経営トップのフィーリングで社員を評価していたため、評価自体が曖昧になり、このままでは現社員の現在位置がどこなのか客観的に判断できなくなることを懸念した。タイミングよく究和エンタープライズコンコード株式会社様からのセミナー案内メールで、「50名以下」の中小企業様向け人事評価システムというコンセプトに惹かれ、丁寧なスタッフの心遣いもあり、明快に縁を持つことができた。
● 『明快』の良いところは?
会社にとっても社員にとっても、人の「成長」というキーワードに関心を持つことができた。明快導入以前からも人の成長に力を入れていたが、これといった明確な羅針盤がなく、どこに向かって成長のお手伝いをすればいいのか悩んでいた。しかし、これといった術がなかった。同業他社や異業種の人事評価制度を試そうとしたところ、あれもこれも自分サイズではなく困っていたが、明快は、自分サイズに合わせてくれて、自社の社員像がハッキリと見える化できた。
● 導入の効果
明快の自己評価は、常に社員が自由に気軽に自己評価できるため、社員一人ひとりが等身大の自分自身と向き合うことができ、自分の立ち位置を確認しながら日々の業務に取り組むことができるようになった。そのため、自分に不足しているものは何かを再確認して意識することができるようになるため、仕事に対する取り組む姿勢がよくなり、丁寧さや精度も格段によくなってきた。会社としても社員の自己評価を覗くことができるため、ピンポイントでアドバイスを送ることができ、互いの成長を喜び合うことが増えてきた。明快導入後、新たな採用も順調になり、成長できる自分自身を描くことができる会社になってきた。
● 社員の方の声
社員様氏名: 中村 朋子様
業務: 営業サポート(営業用の資料作成、テレアポ、来客対応等)
年に2回、上期と下期に自己評価を行っています。期中も、自分の行動を見直すために、項目を見返すことは、社員がそれぞれのタイミングでやっています。
自己評価を行った後に、社長と40分ほど面談をしています。面談では、自分のできていない項目について、「なぜ、できていないと思うのか?」という話を社長に伝え、社長ができていない項目について、項目のベースにある意識の持ち方や考え方を教えてくださるので、その時に、実は自分がきちんとできていたと気づくこともありましたし、こうすれば、できるようになるなというイメージが湧きやすくなりました。
自分の弱みもわかるので、意識の持ち方を考えるようになりましたし、弱みを次期の目標として、力を入れてやっていくこととして掲げて、半期やっていくことがまた評価に繋がっていくので、モチベーションのアップにも繋がっています。
導入時、社長から『今後、給与のベースアップなどには、人事考課を使っていく』と説明がありました。最初、項目を見た時は、かなり細かいなと思いました。ですが、半期振り返ってみて、その細かさが逆に、自分の行動のベースになりやすかったと感じています。
他の社員も感じていると思いますが、評価というと、「結果」や「数字」というイメージがあったので、「行動単位」で評価してもらえることが、わかりやすく、モチベーションが上がりやすくなりました。