『飲みニケーション代わりにできること!』~HR Journal vol.143~
2020年5月5日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
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さて、今年のGWは自粛モードの中、何をして過ごしていますか?
組織マネジメントにおいて大切なことは、会社でも、リモートワークでも
「前提条件を変えれば向かうところは同じ」と、井上先生はおっしゃっていました。
HR Journalは、WEBサイトで過去のバックナンバーを読むことができます。
たっぷり時間がある今、ぜひ井上語録を振り返っていただけると嬉しいです!
それでは、本日も井上ワールドをお楽しみください。
まずはHR Journalの目次からスタートです!
【今週の目次】
1. HRトピック:『飲みニケーション代わりにできること!』
2. HRニュース:『雇用調整助成金~特例措置拡大について~』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『飲みニケーション代わりにできること!』
talk:井上 健一郎
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飲みニケーションの良さとは?
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通常でも、飲みニケーションが減ってきているのに、今や「できない」状況ですね。
その機会すら失われている中、先日
「代わりに何かできますか?」という質問をいただきました。
そもそも組織運営上、飲みニケーションがどのような機能を果たす場なのか、
整理してみましょう。
まずは、【腹を割って話せる場】です。
昼間のオフィシャルな雰囲気では言えない本音や弱音、不安も
お酒の力を借りると吐露しやすいですよね。
そして【距離が縮まる場】でもあります。
同じ空間で、昼間は見せない顔を見せ合い、相手に一歩入り込むことで
親密さや身内感が高まります。
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オンラインで「場」を転換するなら?
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・腹を割って話せる場
・距離が縮まる場
要は、この2つの場を創ることが出来れば、違う手法でも
可能ではないでしょうか?
例えば、WEBでのミーティングを【演出】してみるとか。
あなたが上司だとして、同じチームのAさん、Bさん、Cさん、全員と
進捗状況や段取りを確認する時には【オフィシャル】な雰囲気に。
もし、Aさんに一歩踏み込みたいのなら、Aさんとだけ個別に
【ラフ】な雰囲気で、肩肘張らずに話をしてみるのです。
お茶を飲みながらなどいいですね!
どれくらいラフかというと、メールで絵文字を使うような空気感。
人柄が伝わり、それでいてラフな情報が膨らむような雰囲気を演出するのです。
このラフな演出パターンが、飲みニケーション代わりになります。
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「演出」のコツは?
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ただし、ラフすぎるのはNG!
砕けたパターンの方がやりとりしやすいですが、
当然、主流になりやすいです。
「ま、いいじゃん!」がまかり通ったり、
きちんと謝ってほしい時に「ごめんね!」と言われたら
「違うだろ!」と言いたくなります。
度を越すと、逆にオフィシャル感が削がれてしまうのです。
そこの塩梅は、重要。
普段は圧倒的にオフィシャルな時間の方が長いので、
そことは区切られたラフな時間こそ、潜んでいる本音や人柄が
共有できて、距離が縮まるのです。
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逆効果パターンは他にも…?
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また、ラフの度が過ぎると、LINEでのやりとりが増えがちです。
「上司が夜中に思いついたことをLINEしてくる。
やめてください!って言いたいです。」
など、ラフになりすぎることの逆効果も。
それは【相手の空間や時間を犯さないこと】です。
それが守れれば、お酒がなきゃいけないってことはないんですよ。
次回も引き続き、
リモートワーク下での【組織が考えたいこと】をお話ししていきます。
次回もお楽しみに!
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2.HRニュース:
『雇用調整助成金~特例措置拡大について~』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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雇用調整助成金の特例措置が拡大しました
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これまでに取り上げてきた雇用調整助成金の
【特例措置の拡大】が正式に決定しました。
厚生労働省はリーフレットを公開し、以下のように案内を開始しています。
まずは、雇用調整助成金の特例措置のポイントをまとめます。
内容は以下の通りです。
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・中小企業が都道府県知事からの休業要請を受けるなど
一定の要件を満たす場合、休業手当全体の助成率を特例的に100%とする。
・新型インフルエンザ等対策特別措置法等に基づき、都道府県対策本部長が
行う要請により、休業又は営業時間の短縮を求められた対象施設を運営する
事業主であり、これに協力して休業等を行っていること。
・以下、いずれかに該当する手当を支払っていること
(1)労働者の休業に対して100%の休業手当を支払っていること
(2)上限額(8,330円)以上の休業手当を支払っていること(支払率が60%以上の場合に限る)
※教育訓練を行わせた場合も同様
・上記に該当しない場合も、中小企業が休業手当を支給する時に
支払率が60%を超える部分の助成率を特例的に100%とする。
・中小企業が解雇等を行わず雇用を維持し、賃金の60%を超える
休業手当を支給している場合、60%を超える部分に係る助成率を特例的に100%とする。
※教育訓練を行わせた場合も同様
・生産指標の比較対象となる月の要件を緩和。(4/22~)
・新型コロナウイルス感染症に伴う特例措置では、
雇用調整助成金の支給に当たって、最近1か月間(計画届を提出する月の前月)
の生産指標と前年同月の生産指標を比較していた。
(事業所を設置して1年未満の場合は、前年同月と比較ができないため、令和元年12月と比較)
これを緩和することにより、適切な1ヵ月の比較が可能となった。
そして、令和2年1月以降に設置された雇用保険適用事象所も
助成を受けることが可能になった。
※ただし、生産指標が5%以上減少していることが必要。
(休業期間の初日が緊急対応期間外である場合は10%以上の減少が必要)
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その他詳細は、参考リンクをご確認下さい。
日々変更の多い助成金ですが、制度の内容を理解しながらうまく活用して下さい。
参考リンク:厚生労働省「雇用調整助成金の特例措置を実施します」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/23151
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第262回【リモートワークver.2】結果主義になるからこそプロセス重視!?
http://jujube-ex.jp/Lcc769/33151
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第247回「新型コロナウィルス感性症に関する労働問題Q&A」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/43151
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第251回「質問:終身雇用や退職金が保証さない時代において、
私達は何をモチベーションに生きれば良いのでしょうか?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/53151
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- セミナー情報
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『INNER DIVING アカデミア』
講師:秋山ジョー賢司
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5月のテーマは、
『内観を捨てよう!突破するための行動力とは?』。
本当に外部環境の変化のスピードが激しい時に、
内観をしている余裕などはありません。
では、如何にして外部の変化に対応し、行動するのか。
内観を手放し、「行動ファースト」で生き抜くためには
どのようにすればよいのか、絶対に押さえておくべき
「行動力」についてお伝えいたします。
★詳細はこちら
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