『失敗しないための「1 on 1」の大事なポイント』~HR Journal vol.132~
2020年2月11日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
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本日からのトピックは、話題の【1 on 1】についてです。
Yahoo!が毎週これに取り組んでいることが有名になり、
書籍化もされていますよね。
ところが、いざやってみると「失敗例」もあるのだとか…。
失敗しないためにも、抑えておきたい「1 on 1」の大事なポイントを、
分かりやすく教えてくださいます!
では、早速井上ワールドをお楽しみください。
まずはHR Journalの目次からスタートです!
【今週の目次】
1. HRトピック:『失敗しないための「1 on 1」の大事なポイント』
2. HRニュース:『「テレワーク」実態調査』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『失敗しないための「1 on 1」の大事なポイント』
talk:井上 健一郎
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「1 on 1」が生まれた背景とは?
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そもそも「1 on 1」の潮流は、どこから始まったのかと言いますと
まず、年に一度、社員ひとりひとりを「数字で評価しましょう」
という動きが起こりました。
ところが、目標管理やKPIなど、色々な手法で評価の精度を
高めようとすると、労力の割に効果が薄いことに気づきます。
その労力をかけるなら、業務の進捗、課題の洗い出し、
場合によっては目標の見直しを含めて年1ではなく、日々【伴走】すべきだと。
本来、評価は人材の能力開発に使うべきです。
そこで、従来の点数化する評価はやめて、少なくとも3カ月に1回の
タイミングで進捗管理をし、ひとりひとりの個性や特性に合わせて、
方向性を決めていこうという流れが生まれたのです。
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大前提として大事なことは?
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大事なのは【伴走感】です。
支援、サポート型のマネジメントが大事で、端的にいえば、
コーチングスキルがより必要になってきたと言われています。
ところが、失敗例もたくさんあります。
スキルの高さではなく、上司が悩んでしまうケースがあるからです。
能力開発の方向性…
業務進行のチェック&フィードバック…
色々確認しなければと思うと、話の焦点が絞れず、上司が喋り続ける。
すると、部下にとってはわざわざ時間を割いたのに、
説教をされているような感覚になります。
こんな時間ムダ!という感覚が生まれ、両者ギクシャクして結局、
形骸化してやらなくなるのです。
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具体的なポイントはあるのか?
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このような失敗をしないためにも、大切にしておきたい「1 on 1」
のポイントがあります。
(1)1 on 1は部下のための時間である
最近、主流となっているのが、1 on 1は部下のための時間だという考え方。
上司が語るのではなく、部下の考えや悩みを引き出し、
その人にどういう強みがあり、どう伸ばしていくかを考えていくのです。
(2)進捗管理をする
目標を立て、その結果を見ることより、
業務の進捗をどう捉えるかが大事だということ。
その結果、フィードバックをしたり、方針を変えたりと、具体的な
行動計画に落とし込んでいくことが大切です。
これは、毎週必ずやった方がいいとも言われています。
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どのくらいの時間をかける?
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ただし、この両方を毎週やろうとすると時間は30分くらいが適当。
ですが、30分で悩みを聞き、進捗管理までするのは結構難しい!
その時に意識するべきことは、部下に十分話す時間を与え
【安心な場をつくる】ことです。
これも、大事な1 on 1の目的です。
場合によっては、世間話から始めてもいいのです。
今日は、大まかにポイントを話しましたが、
次回は【1 on 1のステップ】について一緒に学びましょう。
お楽しみに!
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2.HRニュース:
『「テレワーク」実態調査について』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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87%の女性が「テレワークに興味がある」と回答。
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働き方改革の取組みの中で、時間や場所に囚われない
テレワーク制度の導入を、検討している会社も多いのではないでしょうか。
様々な助成金も多く紐づいており、導入を後押ししていますね。
今回はエン・ジャパンが運営する女性向け求人情報サイト
『エンウィメンズワーク』で「テレワーク」をテーマに実施した、
アンケートの結果をご紹介します。
「テレワークで働くことに興味はありますか」という質問には、
87%が「興味がある」と回答しています。
「興味がある」と回答した方の理由は、以下の通りです。
第1位「通勤ストレスがなくなるから」…81%
第2位「急に休みたい時でも周囲に気を使わなくて良いから」…60%
第3位「家事・育児に充てる時間が増えるから」…51%
また、テレワーク経験者に、テレワークで働いてよかったことを質問すると、
以下の回答となりました。
第1位「通勤ストレスがなくなった」…63%
第2位「仕事に集中でき生産性が上がった」…44%
第3位「家事・育児に充てる時間が増えた」…43%
テレワークに興味がある理由であげたことが、実現できているようですね。
こういった調査結果などを踏まえて、テレワーク制度の導入を、
検討してみてはいかがでしょうか。
参考リンク:エン・ジャパン株式会社
女性に聞く「テレワーク」実態調査
http://jujube-ex.jp/Lcc769/23031
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第250回「「信頼」と「信用」の違いとは?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/33031
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第235回「Netflixから考察する日本と欧米の会社組織の相違点とは?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/43031
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第239回「一問一答:身体のメンテナンスの頻度は?/
オーダー出すときのマインドセット/「出来るわけがない!」と思ってしまう目標…」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/53031
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- セミナー情報
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『INNER DIVING アカデミア』
講師:秋山ジョー賢司
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