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『経営者のビジョンは「訳の分かる言葉」で言語化を!』~HR Journal vol.130~

2020年1月28日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

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さて、今週のHRジャーナルです。

井上先生はいつも「価値観の時代だ!」と、おっしゃっていますよね。

 

本日は、価値観を伝えるビジョンは

「分かりやすい言語で社内外に示しましょう」というお話。

 

色々な会社の企業理念を見ていると、「それはどういうこと?」と

聞きたくなるような言葉に出会った経験はありませんか?

 

みなさんの会社の理念は、そうなっていないでしょうか?

 

本日は、分かりやすいビジョン設定の「手法」まで、たっぷりと

お話いただいています!

 

それでは、井上ワールドをお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『経営者のビジョンは「訳の分かる言葉」で言語化を!』

2. HRニュース:『「若年者雇用実態調査の概況」について』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『経営者のビジョンは「訳の分かる言葉」で言語化を!』

talk:井上 健一郎

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哲学を持っていますか?

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組織のトップは、豊かな発想や直感などの

【アート】な感覚を持つべきです。

 

世の中に面白いことを発信したいのなら、市場分析から

イノベーションは生まれません。

 

なぜなら、他社も同じことを考えるでしょう?

 

まったく新しいことを考えるから、イノベーションは起こるのです。

 

ただし、思いつきで物を言えということではありません。

 

「なぜそう思うのか?」を語れる明確な哲学やビジョン、

そしてミッションがあってこそ、アートな感覚が機能するのです。

 

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ビジョンはどのように伝える?

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何度も繰り返し言ってきましたが、トップがビジョンを語れなかったら、

もうダメだと思います。【価値観】の時代ですから!

 

そして、哲学(ビジョン)は分かりやすく言語化するべきです。

 

例えば、「科学で社会に貢献する」というのは

極めてふわっとしていますよね。

 

「具体的に言うと何?」と、聞きたくなりませんか?

 

一方「メルカリ」のように、求心力があり、一気に

駆け上がってきた企業は、ミッションやビジョンが

「訳の分かる言葉」になっているのです。

 

「メルカリ」のミッションは、

〈新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る〉。

 

読んだ人がこれだけでイメージできるくらい具体的ですよね!

 

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分かりやすく言語化するためには?

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セミナーや講演に行くと、経営者の方々に、

よく「どんな言葉がいいのでしょうか?」と、聞かれます。

 

一つ、アドバイスをするとしたら…

 

社員に共有してほしい価値観(ビジョン、哲学)

を見つけたいのなら【壁打ち】をしてみてください。

 

誰か(=壁)を相手に、悩んでいることを話してみるのです。

 

相手をする人は

「それはこういうことですか?」

「今言ったことは○○かもしれませんね。」

「その言葉、気になりますね。」

 

そういう風に、経営者の話を聞き、自分からは答えを与えず

話し相手に徹しましょう。

 

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「壁打ち相手」は誰がいい?

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この役割は、ナンバー2の人でもいいし、会社に関係のない

第三者に頼ってもいいかもしれません。

 

とにかく、壁打ちをしているうちに、経営者は考えていることが

整理できてきて、スッキリしてくるはず。

 

私がこの「壁打ち相手」になる時は、自分のフィルターを外し、

入ってくる情報をフラットに捉えます。

 

そうしないと、私が答えを与えてしまうことになるので。

 

あくまでも、答えを出すのは経営者本人。

たとえ、壁打ちしている間に答えが出なくても、

ヒントさえ浮かべば、その言葉を拡大していけるものです。

 

さて、哲学やビジョンを言語化する時に

「やらないこと」を決めるのも、価値観を伝えやすくする方法になります。

 

これについては、また来週お話しますね。

次回もお楽しみに!

 

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2.HRニュース:

『「若年者雇用実態調査の概況」について』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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若手労働者の定着に向けての取組みは、

「職場で意思疎通の向上」が最多に

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多くの企業では、採用難から人材定着に重点を移しています。

 

今回は、先日厚生労働省から公表された

「平成30年若年者雇用実態調査の概況」の中から、若年労働者定着のために

実施されている対策について、ご紹介したいと思います。

 

この調査における若年労働者とは、満15~34歳の労働者を対象としています。

 

若年労働者の定着のための対策(複数回答)について見てみると、

上位5つは以下のような割合となっていました。

 

[正社員]

1位「職場での意思疎通の向上」…59.0%

2位「本人の能力・適性にあった配置」…53.5%

3位「採用前の詳細な説明・情報提供」…52.0%

4位「教育訓練の実施・援助」…49.5%

5位「労働時間の短縮・有給休暇の積極的な取得奨励」…37.8%

 

[正社員以外]

1位「職場での意思疎通の向上」…58.3%

2位「本人の能力・適性にあった配置」…49.4%

3位「採用前の詳細な説明・情報提供」…49.2%

4位「仕事の成果に見合った賃金」…35.8%

5位「教育訓練の実施・援助」…35.7%

 

正社員と正社員以外の若年労働者ともに、実施している対策の割合が、

最も高いものは「職場で意思疎通の向上」となっています。

 

また、上位3つまでは同じ内容ですが、正社員は4位に「教育訓練」、

正社員以外は「成果に見合った賃金」となっております。

 

人材活用の目的が異なることから、定着に向けた対策に違いがありそうですね。

 

人材の定着に向けて、自社でどのような改善策が必要なのかを検討する際に、

今回の調査結果などを参考にしたいものです。

 

参考リンク:厚生労働省

「平成30年若年者雇用実態調査の概況」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/23011

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第248回「質問:「優しさ」と「甘さ」の違いとは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/33011

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第233回「質問:社労士で開業するなら都心か地方か?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/43011

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第237回「質問:「能力依存型」と「自己否定型」の根本は同じ?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/53011

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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秋山ジョー賢司のインナーダイビング アカデミアに

井上健一郎が登壇!

 

・第61回:2月18日(火)

「組織マネジメント論~組織は縦糸と横糸でできている~」

 

↓詳しくはこちらから

http://jujube-ex.jp/Lcc769/63011

 

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http://jujube-ex.jp/Lcc769/73011

 

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