『経営者が今磨くべき【アート】な感覚!』~HR Journal vol.128~
2020年1月14日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
本日のHRトピックは
「経営者が今磨くべき【アート】な感覚!」です。
音楽業界という、とてもクリエイティブな世界にいた井上先生。
過去回でも「クリエイティブ」の大切さを
お話しいただいたことがありますね。
最近【アート】というキーワードで、クリエイティブなセンスの
大切さが話題になり始めています。
そこで本日は、感覚的で、直感的な世界が大切なワケを、
改めて井上先生に語っていただきます!
では、早速井上ワールドをお楽しみください。
まずはHR Journalの目次からスタートです!
【今週の目次】
1. HRトピック:『経営者が今磨くべき【アート】な感覚!』
2. HRニュース:『ミドルシニアの求人動向について』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『経営者が今磨くべき【アート】な感覚!』
talk:井上 健一郎
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『キングダム』に思うこと!
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皆さんは『キングダム』を読んでいますか?
史実であり、物語としての面白さがあり、私も日々楽しく読んでいます。
特に、クリティカルなポイントを見つけて戦っている
「合理的・論理的」世界と、
理屈ではなく情熱で突き進む「感覚的・情熱的」世界。
この両方のバランスが必要だということが、
すごく表現されているなと思います。
それで言うと、つい最近クリティカルシンキングなど、
論理的思考の話をしました。
その対極にあるものもとても大事で、
それが情熱的な発想【直観力】なのです。
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「直観力」はなぜ大事なのか?
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不安定、不確定、複雑、曖昧…と言われている世の中ですが、
そういう時代においては論理的な答えが正解とは限りません。
むしろ「直感的に閃いたものに正解がある」と言われる時代にも
なってきています。
ヘンリー・ミンツバーグという人が、組織の中で必要な3つの要素を
提唱していました。
・【アート】 =情熱的な発想
・【サイエンス】=物事を論理的、合理的に考えること
・【クラフト】 =熟達した知識経験による判断
従来の日本の組織では【クラフト】がベースにありましたが、
20世紀の後半から【サイエンス】の世界へと、マーケティング理論
などが発達しました。
ですが、分析が正しければ正しい程、
全ての企業が同じ「解」を持つことになりますよね?
一生懸命導き出した答えが、瞬時に陳腐化してしまうのです。
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【アート】を磨くには?
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そうなった時は「どう思うか」という思いや、
「何がしたい」という理想、情熱、閃き…
つまり【アート】な部分が大事だと思うのです。
これは組織だけではなく、
一人ひとりの仕事の仕方にも繋がり始めていると思います。
「ただ仕事をしていればいい」という感覚でいるのではなく、
何かを感じたり、思いを描いたりできないと、続かないのではないかと。
恐らく、アート以外の領域は、将来AIが全てやるでしょう。
なので、特に経営者は、自分の会社をどうしていくのかを考える時に
【アート】を磨いた方がいいというわけです。
絵を鑑賞する、小説を読む、映画を観る、
そういうアート感覚を磨いていきましょう!
論理的分析から出るのは推測だけ。
クリエイティブでいるためには、材料が必要。
そして、クリエイティブであるためには、自分の中にあるものを
アウトプットする訓練が大事になってきます。
次回は、私も最近実践している【アウトプット習慣】について
お話ししたいと思います。
また来週、お会いしましょう!
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2.HRニュース:
『ミドルシニアの求人動向について』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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増加する50代の求人
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御社では、高齢者の採用は行っていますか?
人材不足の影響を受けて、高齢者の採用が増えているように感じます。
今回は、エン・ジャパンが実施した【ミドルシニアの求人動向】
についての調査結果をご紹介します。
「これまでに50代以上を採用する求人を扱ったことがありますか?」
という質問に対して、95%が「ある」と回答。
「50代以上対象の求人増加を感じているか」という質問には、
79%が「増えている」と回答しています。
求人が増えているのは中小企業が大多数(78%)で、
人手不足から採用が困難となり、シニアについても
採用の対象としていると考えられます。
50代以上の採用において、企業が求める人材に共通する特徴は、
どのようなものなのかも確認したいと思います。
・「特定分野において高い専門性を持っている」 …64%
・「豊富な経験を生かして、短期間で戦力になれる」…62%
・「豊富な経験から適切な判断能力がある」 …48%
・「マネジメント能力が高く、若手社員の指導ができる」…42%
・「人脈を活かすことができる」 …29%
50代の人材については、専門性・判断力・マネジメント能力などが
期待されていることが分かります。
今後は70歳まで働くことが求められる時代となっています。
今後のキャリア形成において、意識しておくべき内容かもしれませんね。
参考リンク:エン・ジャパン
「「ミドルシニアの求人動向」調査」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/12991
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第246回「質問:「マネジメントがうまくいっている」の定義は?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/22991
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第231回「質問:部下の社外活動が原因で、役所から苦情が…」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/32991
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第235回「成功を約束する「目標設定」の技術!」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/42991
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- セミナー情報
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『INNER DIVING アカデミア』
講師:秋山ジョー賢司
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皆さまにとって2020年が飛躍の年となるよう、
ぜひご活用いただきたい1月の勉強会テーマとなっております。
1年間、無駄なく全力を尽くすためにも、この機会をお見逃しなく!
★詳細はこちら
>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/52991
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