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『自主性と主体性の前提にあるもの』~HR Journal vol.126~

2019年12月24日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

2019年のHRジャーナルも、本日が最後の配信となります。

1年間、ご愛読ありがとうございました!

 

マネジメントのあり方、教育について、トップとしての心構え…

 

今年も井上先生には、たくさんのテーマでお話していただきました。

 

本年最後の話題は【自主性と主体性の違い】についてです。

 

同じような意味合いの言葉ですが、

自ら考え、行動できる高次な性質はどちらでしょうか?

 

【自主的】に、【主体的】に動ける人が多い程組織は活性化しそうですよね?

 

その鍵を握るのは、経営者が「概念をつくる」ことなのだとか。

 

それでは、本年最後の井上ワールドをたっぷりとお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

 

【事務局よりご案内】

次週12/31(火)は、5週目につき配信をお休みさせて頂きます。

 

次回は、1/7(火)の配信です。

今後とも、お引き立て賜りますようお願い申し上げます。

 

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『自主性と主体性の前提にあるもの』

2. HRニュース:『若年者の雇用実態調査について』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『自主性と主体性の前提にあるもの』

talk:井上 健一郎

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自主性と主体性は、どう違う?

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【自主性】と【主体性】は、どちらも自分の意思で考え、

行動することを言います。

 

では、違いは何だと思いますか?

 

【自主性】=決まっていることを率先して行うこと

 

【主体性】=何をすべきか自分なりに考え、結果が出るように行動すること

 

例えば、製造現場の一つのラインの担当者が、自分の業務の範囲で、

指示を受けなくてもどんどん仕事を進める。これは【自主性】です。

 

しかし、この人が工場全体に関しても、自ら課題を見つけて

行動できたとしたら、それは【主体性】があると言えます。

 

より高次なのが【主体性】ですね。

そして、主体性の前提にあるものこそ、組織の【概念】なのです。

 

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どんな【概念】を語るべきか?

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「我々が向かうべきゴールはあそこだ!」

「我々が手に入れる世界はあれだ!」

 

トップが語る【概念】がなければ、個々の主体性は生まれません。

 

なので、会社があるのは

・何に対して?

・誰に対して?

・どんなことをするため?

・どんな世の中をつくるため?

 

そのためには、組織に貢献するために

・どんなスキルを個人で身につけてほしいのか?

・どう頑張ってほしいのか?

・チーム全体でどう動いてほしいのか?

 

色々な観点から、【概念】を語っていかなければならないのです。

 

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ポジティブなスイッチを入れよう!

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【ワークライフバランス】と言われていますが

これを主張する人は、組織における主体性がないのでしょうか?

 

いいえ、そうではないと思います。

 

「会社の仕事も面白いですよ。」と、言えるかどうかです。

 

【自主性】は、やるべきことが具体的なので、

「こう動いてほしい」とリクエストしやすいですよね。

 

しかし【主体性】は、仕事が面白いと思えないと起こらない性質です。

 

要は、仕事を面白がれるか否かは、会社の魅力にかかっています。

 

「自分たちの仕事には価値がある」と、ポジティブなスイッチを

入れないと主体的にはなれない、ということですね。

 

そして何度も言いますが、ポジティブなスイッチを入れるのは、

トップの語る【概念】なのです。

 

 

さて、本年もお付き合いいただき誠にありがとうございました。

 

お話してきた中で、どれか一つでも

皆さんのお役に立つことが出来たなら嬉しいです。

 

2020年も一緒に、組織のHRを考えていきましょう!

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

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2.HRニュース:

『若年者の雇用実態調査について』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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3割弱の若年正社員が定年前に転職を希望

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先日、厚生労働省から

【平成30年若年者雇用実態調査の概況】が公表されました。

 

この調査は、若年労働者の雇用状況・仕事に関する意識など、

若年者の雇用実態について把握する目的で実施されたものです。

 

いくつかの調査結果がありますが、今回は「今後の職業生活」

について取り上げます。

 

若年正社員(調査基準日現在で満15-34歳の労働者)の転職希望者の中で、

定年前に転職したいかどうかの結果は、以下の通りです。

 

・「転職したいと思っている」 …27.6%

・「転職したいと思っていない」…33.2%

 

理由としては、以下3つが上位を占めています。

 

・「賃金の条件がよい会社に変わりたい」…56.4%

・「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社に変わりたい」…46.1%

・「仕事が自分に合った会社に変わりたい」…41.6%

 

また、男女別に最も高い転職希望年齢は、以下の通りです。

 

・男性:「30-39歳」…42.7%

・女性:「29歳以下」 …44.0%

 

このような結果を見ても、転職への抵抗感が低くなっていることが

よく分かりますね。

 

参考リンク:

厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12971

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第243回「質問:上司2人の判断が異なる場合、社内でどう対応すべきか?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22971

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第228回「向井蘭、YouTuberに!?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32971

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第232回「メンタルが強いってどういうこと?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42971

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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2019年は、どんな一年でしたでしょうか。

毎月開催している秋山ジョー賢司の「インナーダイビングアカデミア」。

 

第60回の勉強会は、2020年1月15日(水)。

テーマは「成功を約束する「目標管理」の技術!」です。

 

2020年も組織やメンバーと共に、より良いスタートを

切るべく機会としてぜひご活用ください!

 

★詳細はこちら

>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/52971

 

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

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http://jujube-ex.jp/Lcc769/62971

 

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