『新人の初期教育で本当に伝えたい3つのこと(前編)』~HR Journal vol.102~
2019年6月25日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
今日は、はじめにお知らせです。
昨年の『CKP経営大学校』にて、井上先生とW講師で登壇して頂いていた、
ポッドキャストでもおなじみ・秋山ジョー賢司氏の勉強会がスタートします!
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組織マネジメントにもダイレクトに活かせます。
秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を実践的知識とともに、
惜しみなくお伝えしていく勉強会となっております。
ぜひそのヒントをつかみに来てください!
では、本日のHR Jounalの目次からスタートです。
【今週の目次】
1. HRトピック:『新人の初期教育で本当に伝えたい3つのこと(前編)』
2. HRニュース:『障害者の職業紹介状況等について』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『新人の初期教育で本当に伝えたい3つのこと(前編)』
talk:井上 健一郎
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新人に伝えるべき「3つの要素」とは?
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新入社員が受けている研修の多くは、マナーや自社のセクションと
業務について教わるものです。
ですが、私は次の3つの要素こそ、新人に伝えた方がいいと考えています。
(1)期待を裏切らないこと
(2)Whyの思考
(3)時間管理
これらは、仕事をする上で、常に意識するべき3つの要素です。
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【期待を裏切らない】とは?
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一つ目の【期待を裏切らないこと】は、仕事に限らず、
人間関係にも言えること。
誰かとの【関係性】が生まれることで、相手の【期待】が
生まれるということを意識してほしいと思います。
お客さん、上司、パートナー、他部署…関わった全ての相手から
必ず期待はされるのです。
そして、相手の期待を理解できるかどうかが仕事の質を左右します。
つまり、相手の期待は裏切らない。
期待を叶えることは絶対で、期待にそぐわなかった時は、不快を生みます。
逆に、期待を超えたら、それは満足に変わります。
もちろん、目指したいのは【期待を超えて満足してもらうこと】ですね。
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【Whyの思考】とは?
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期待の話とセットで意識したいのが、二つ目【Whyの思考】。
「Why=なぜ」という意味ですよね?
ところが、「Why」はどうして?(理由)
どこに向かうの?(目的)という意味でも使えます。
【5W1H】という言葉がありますが、その中で「Why」だけは
名詞一つだけで答えられない疑問系だと聞いたことがあります。
Q:Where?(どこ?) A:東京
Q:Who? (誰?) A:友達
Q:Why? (なぜ?) A:つまらないから
「Why」だけ文章的になりますね。
つまり「Why」だけは、抽象的な質問になるということです。
何が言いたいかというと【Whyの思考】があれば、
質問や疑問の裏にある原因や目的が見えてくるので、
一歩踏み込んだ仕事ができるようになるのです。
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【Whyの思考】とはどんな考え方?
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例えば、上司から「ドローンについて調べて」と言われます。
それをインターネットで検索して、出てきた情報をそのまま
渡すのではなく、ここで【Whyの思考】を働かせます。
「なんで調べるように言ったんだろう?」
すると、「高所作業の補助のためかも」とか
プラスの視点で、必要なことが見えてきます。
聞ける相手なら、なぜなのか聞けば良いし、たとえ
聞けなかったとしても“そのまんま”の対応をするより
「そこまで考えてくれたのか」と思ってもらえます。
【期待を裏切らないこと】と【Whyの思考】。
この二つは、セットで持っておきたい感覚です。
次回は、「Why」の思考についての補足と、時間管理について
お話したいと思います。
次回もどうぞお楽しみに!
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2.HRニュース:
『障害者の職業紹介状況等について』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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精神障害者の就職者数が大幅に増加
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昨年、障害者法定雇用率が2.2%に引き上げられ、
各企業でも要件を満たすために様々な対応をされたかと思います。
今回は「平成30年度 障害者の職業紹介状況等」という、
ハローワークを通じた障害者の就職状況の調査結果をご紹介します。
調査結果のポイントは以下の通り。
■新規求職申込件数
・全体は211,271件で、対前年度比4.5%の増加。
・就職件数も102,318件で、対前年度比4.6%の増加。
・このうち、精神障害者の新規求職申込件数は101,333件で、
対前年度比8.1%の増加となっている。
■就職率(就職件数/新規求職申込件数)
・就職率は48.4%で、対前年度差 0.0ポイントとほぼ前年並み。
・身体障害者 26,841件(85件増、0.3%増)
・知的障害者 22,234件(1,247件増、5.9%増)
・精神障害者 48,040件(2,976件増、6.6%増)
・その他障害者 5,203件(196件増、3.9%増)
■合計 102,318件(4,504件増、4.6%増)
精神障害者の伸びが著しいですね。
法定雇用人数を確保するためには、いかに精神障害者の雇用を
進めるかが大きな課題となっています。
現実的には多くの課題が存在しますが、今後も法定雇用率の
引き上げは続きます。
早めの雇用が望まれるのではないでしょうか?
参考リンク:厚生労働省「平成30年度 障害者の職業紹介状況等」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/22731
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第217回「質問:社長の言行が会社のビジョンと不一致を感じます…」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/32731
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第202回「質問:裁量労働制の適用業務と適用ルールについて」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/42731
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第206回「質問:周りを巻き込めるリーダーになるためには?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/52731
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- セミナー情報
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『INNER DIVING アカデミア』
講師:秋山ジョー賢司
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そのためには、視野を広げ、圧倒的な行動力を兼ね備えなければなりません。
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