≫ HR Journal TOP

『初期教育の前に!若者の傾向を知っておこう』~HR Journal vol.101~

2019年6月18日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

本日からは、皆さんも色々と考えていることであろう

【新人の初期教育】について、展開していきます。

 

その前に、今回は今時の若者の傾向について、

井上先生が感じていることを、お話してくださいます。

 

物事を自分軸で判断しがちな、今の若者たち。

 

以前からそういう若者の傾向はありましたが、

ある点を意識しているかが大きな違いとなってくるようです。

 

では、今週も井上ワールドをどうぞお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からです!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『初期教育の前に!若者の傾向を知っておこう』

2. HRニュース:『東京都の働きやすい職場環境づくり推進奨励金について』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

1.HRトピック:

『初期教育の前に!若者の傾向を知っておこう』

talk:井上 健一郎

 

——————————————–

「今の若者」って、どんなイメージ?

——————————————–

 

本日からは、新人の【初期教育】をテーマに

お話ししていこうと思います。

 

昨今の若者には「ゆとり世代」と言われた時代とは、

またちょっと違う傾向が見られます。

 

「今の若者、なんか違うよね」という感覚、

皆さんも持っていらっしゃるのではないでしょうか?

 

顕著なのは、採用試験に関わる連絡も、メール1本で

ドタキャンしてきたり、連絡なしに面接会場に来なかったりと、

そういうことが昔に比べて多く見受けられます。

 

先日、テレビで見た話なのですが【退職代行サービス】という、

すごいビジネスも流行っているらしいですね。

 

5月の10連休の後半、会社を辞めたい人が増えて、

会社に行かずに退職することができる

「退職代行」への依頼が多かったそうです。

 

つまり、これまでと違った意味で

【物事を自分軸で判断する】場面が増えているな、と思います。

 

——————————————–

これまでとは一体何が違うのか?

——————————————–

 

いつの世も大人たちは「今の若者は…」と言いますね。

 

これは当然のことで、自分たちの世代との違いが

あるから上の人たちはそう感じるのです。

 

ゆとり世代の前の30代半ばくらいの人たちは

「生意気だ」と言われていました。

 

40代前後の人たちの頃は「自分探し」が流行りました。

 

この「自分探し」は、自分軸で価値観を探るというもので、

自己都合でモノを言う傾向がありました。

 

今の若者たちの中にも、自分の都合でモノを言う人がいますが、

次のような違いがあると思っています。

 

■自分探しの世代

アイデンティティが確立されていない未成熟な

状態を認識し、自分の価値観を探る

 

■今の若者

未成熟な状態を認識するというより、

弱さが露呈して自分をガードしたり、逃げたりする

 

しかし、今の若者全員がそうだとは言いません。

 

こういう傾向がある一方、世界レベルで活躍する

若いアスリートたちは、どうしてあんなに優秀なんだ?

という話もあるわけです。

 

——————————————–

今の若者に対して何をすべきか?

——————————————–

 

それは何の差なのか?と言いますと、

【自分はどこに向かうか】を設定した人としていない人の違いです。

 

情報量の多い時代、その【情報】はどこに向かうのか。

 

【設定した人】にとっては【自分を磨く術】。

【設定していない人】にとっては、ある意味【迷わせる】可能性

となるでしょう。

 

その違いが、昨今、際立ってきたという風に思います。

 

情報が溢れる環境に育ち、情報がないと不安になり、

マイナス思考になっていく。

だから、以前のように少ない情報を自分から取りに行く

傾向はあまりないなと…。

 

だからこそ、新人の初期教育では端末のOSのように、

基本的な仕事人としての初期インストールをしてあげなければいけません。

 

インストールすべきことは、大きく分けて3つ。

次回からはそのことをご紹介していきます。

お楽しみに!

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

2.HRニュース:

『東京都の働きやすい職場環境づくり推進奨励金について』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

——————————————–

働きやすい職場環境作りに助成金を活用しましょう。

——————————————–

 

今回も東京都の企業限定の助成金情報です。

 

助成金の名称は「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金

(男性の育児参加推進事業)」です。

 

男性の育児参加を推進するための目標や取り組み内容を

定めることを主旨としています。

 

助成金額は前回と同じく20万円。

 

具体的にやることは以下5点です。

 

  1. 育児と仕事の両立に関するアンケート実施・集計

 

  1. プロジェクトチームによる制度利用の拡大に向けた取組検討

(プロジェクトチームには男性従業員を含める必要あり)

 

  1. 社内目標の設定(一般事業主行動計画の変更)

 

  1. 研修会への参加(参加者は人事労務担当者1名で可)

 

  1. 社内研修

 

また、注意事項もあります。

 

(1)一般事業主行動計画が既に策定されている事

 

(2)申込が事前エントリー制度であること

→・特定の日に企業担当者からの申込が必要

・事前エントリーで採用されないと申請が出来ない

(3)就業規則を労働基準監督署に提出済みであること

→セクシャルハラスメントを防止する為の措置が明示されている事が必要

(4)労働関係法令の違反がない

→特に残業代の上限規制を超過していない事が求められる

 

こちらも助成金の額は少ないですが、育休取得の

助成金にも活用できるので、一度ご検討下さい。

 

参考リンク:TOKYOはたらくネット

「東京都働きやすい職場環境づくり推進奨励金」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12721

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第216回「質問:上司部下としての信頼関係は

構築しきれていない状態の部下に、ストレッチを与えるには?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22721

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第201回「質問:今年6月末で退職します。

5月に付与された有給休暇11日を消化しても良いのでしょうか?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32721

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第205回「秋山監修・ビジネススクール『INNER DIVING』遂にリリース!」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42721

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

  1. セミナー情報

 

——————————————–

『マインドセットセミナー』

講師:秋山ジョー賢司

——————————————–

 

上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして

人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司氏。

 

自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは超えたい壁は越えられません。

 

今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性があるのです。

 

あなたが目の前の壁を越えたいのになかなか越えられないとしたなら、

ぜひ一度、そのヒントをつかみに来てください!

 

これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が一足先に、

次のステップに進むことを決断しています。

 

定員5名です。

ぜひ、お早めにお申し込みください!

 

——————————————–

【開催日程】

2019年6月18日(火) 18:00~20:00(開場17:45~)

【参加費用】3,000円

【定員】5名(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52721

——————————————–

■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/62721

 

■人事評価システム「明快」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/72721

 

■Facebookページはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/82721

——————————————–

▼『HR Journal』

このメールは、究和エンタープライズコンコード株式会社によるメールマガジンです。


TOPへ戻る