『社会の変化に順応する経営者の思考方法(2)』~HR Journal vol.95~
2019年5月7日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
本日2週間ぶりの配信となるHR Journalです!
思考をビジネスモードに戻しながら、お楽しみください。
本日のテーマは、4月のテーマに引き続き、
若者の意識変化に伴う【経営者の思考方法】についてです。
入社1・2年目の若い社員たちに、会社の【価値】を感じさせてほしい、
と井上先生はおっしゃっています。
そのために、価値を語る経営者は「まず自分の喜びの源泉に触れよ!」とのことです。
では、HR Journalの目次から始まります。
今週も井上ワールドを存分にお楽しみください!
【今週の目次】
1. HRトピック:『社会の変化に順応する経営者の思考方法(2)』
2. HRニュース:『改元に伴う【源泉所得税の納付書】の記載方法』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『社会の変化に順応する経営者の思考方法(2)』
talk:井上 健一郎
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経営者の思考ポイント、2つ目!
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入社1・2年目の社員の意識変化に伴って、経営者はどういう思考でいるべきなのか?
1つ目のポイントは
【経営者として社員に向けたビジョン・ミッション】を明確にすることでしたね。
そして、本日は2つ目のポイントをお話ししたいと思います。
それは、社員に【会社の価値を感じさせる】ことです。
価値=(1)社会における会社の価値
(2)社員自身が感じる会社の価値
この価値を感じてもらうために、経営者は社員や世の中において、
「会社がどうなったら自分自身も嬉しいか?」
と社員自身がそれを問いかけてもらいたいはずです。
価値を語る人は、自分の喜びの源泉に触れないと価値をつくれないと思うのです。
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何に喜びを見出す?
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どうあったら嬉しいのか?何があると嬉しいのか?
それをもっと紐解いてみてください。
物質的な喜びでもいい。
感情的な喜びでもいい。
とにかく、人間として前を向けるもの。
ポジティブになれるようなことって何だろう?
そう考えてみてください。
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「ポジティブ」の真の意味とは?
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ポジティブな感情にたどり着くためには【2つの軌道】があります。
◎ネガティブを消す
◎ポジティブスイッチを入れる
ただ、ネガティブ感情はなくなったからといって、ポジティブに直結はしません。
「え!」と、テンションが上がって、初めてポジティブな感情が沸きますよね。
世界一綺麗な羽田空港。
そこにはカリスマ清掃員の女性がいます。
彼女が磨いたところは「ピッカピカ」。綺麗の度を通り越しているのです。
つまり、究極の清掃は「ピッカピカ」ということ。
これが【ネガティブ】と【ポジティブ】の差なのです。
「きちんと清掃をしましょう」「衛生を守りましょう」
というのは、ネガティブをなくす行為。
これにも価値はあるけれど、その上を行くのが「ピッカピカ」。
この感動を与えることこそ、ポジティブな価値なのです。
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ポジティブ感情の生かし方は?
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若者の意識調査の中で「プライベートを優先したい」という
傾向がありましたが、プライベートを確保するだけだと、
これはネガティブを消しただけ。
プラス「何かできないか?」と、一歩踏み込んで考えると、
ポジティブな施策が浮かんでくるのではないでしょうか?
それは、最近言われている【心理的安全性】という言葉にも
繋がってくるのですが、そのお話はまた来週にしましょう。
次回もお楽しみに!
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2.HRニュース:
『改元に伴う【源泉所得税の納付書】の記載方法』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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改元に伴う【源泉所得税の納付書】「年月」記載方法
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改元に伴い、書類の作成方法に色々と不明点が出てくるかと思います。
今回は【源泉所得税の納付書】について作成方法をご紹介致します。
国税庁はリーフレットを公開し、以下の案内をしています(一部改変)。
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・改元後においても、「平成」が印字された
「源泉所得税の所得税徴収高計算書(納付書)」
を引き続き使用することができます。
・現在お持ちの納付書に印字されている「平成」の二重線による、
抹消や「新元号」の追加記載などにより、補正をする必要はありません。
・平成31年(2019年)4月1日から新元号2年(2020年)3月末日の間に
納付する場合、納付書左上「年度欄」は「31」と記載してください。
・原則的な記載方法を示したものであり、「年度欄」
「支払年月日欄」及び、「納期等の区分欄」に記載いただく「年」については、
新元号表記「01」を平成表記「31」と記載してご提出いただいても、
有効なものとして取り扱います。
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新元号が印字された納付書は、税務署で10月以降に順次配布する予定とのこと。
当分の間は、こちらのリーフレットにある記載の仕方を参考にして、
書類の作成をしてみてください。
参考リンク:
リーフット「改元に伴う源泉所得税の納付書の記載のしかた」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/12661
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第210回「質問:組織が悪循環に陥ったとき、現場リーダーが取るべき行動とは?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/22661
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第195回 特別ゲスト・久野勝也氏「向井蘭を唸らせた社会保険労務士とは!?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/32661
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第199回「質問:育成の効果が見えず、心が折れてしまいそうです…」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/42661
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- セミナー情報
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【1】『CKP経営大学校 -組織マネジメント編-』
講師:井上健一郎、秋山ジョー賢司
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強い組織になるためには、組織構築が必須条件となります。
社長がトップ営業であり、マネジメントも行っている。
現場を任せられるナンバー2が育たない。
リーダーとして、チーム形成が上手くできない。
強い組織ほど柔軟に、かつ正確に状況を判断し動いていきます。
そのためには、リーダーという存在が必要不可欠。
では、今の時代のリーダーは何をするべきなのか?
どうすれば人を動かすことができ、組織としての一体感が生まれるのか。
その答えは、「柔軟性」と「再現性」のバランスです。
経営者目線と社員目線の両側面から学べる講義をお届けいたします。
毎月1テーマ。
組織マネジメントの極意を、ぜひ学びに来てくださいね。
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【開催日程】
2019年5月17日(金) 15:00~18:00(開場14:45)
【参加費用】
第1部会費:8,000円(税込・当日現金払い)
※第2部会費:4,000円(税込・当日現金払い)
★詳細・お申し込みはこちら
>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/52661
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【2】『マインドセットセミナー』
講師:秋山ジョー賢司
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上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司氏。
自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは超えたい壁は越えられません。
今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性があるのです。
あなたが目の前の壁を越えたいのになかなか越えられないとしたなら、
ぜひ一度、そのヒントをつかみに来てください!
これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が一足先に、
次のステップに進むことを決断しています。
定員5名です。
ぜひ、お早めにお申し込みください!
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【開催日程】
2019年5月15日(水) 18:00~20:00(開場17:45~)
【参加費用】3,000円
【定員】5名(先着順)
★詳細・お申し込みはこちら
>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/62661
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