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『プロジェクトが発生するそのとき、トップがすべきこと』~HR Journal vol.83~

2019年2月5日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

前回、井上先生にはサクッとお話ししていただいた

「プロジェクトは発生的に起こるものだ」というお話。

 

今回は、もう少し掘り下げて、

その時トップはどういうスタンスでいるべきなのか?

というお話をしていただきます。

 

例えば、全員で共有したいプロジェクトといっても

会社の規模が大きい場合と小さい場合では、トップの立ち位置も違ってくるようです。

 

そして対話を促す時は、言いたいけど言わない、イラっとするけどグッと我慢!

 

時にはそんなことも必要なのだとか。

 

それでは、井上ワールドを存分にお楽しみください。

まずは、今週のHR Journalの目次です!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『プロジェクトが発生するそのとき、トップがすべきこと』

2. HRニュース:『有休管理台帳が公開』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『プロジェクトが発生するそのとき、トップがすべきこと』

talk:井上 健一郎

 

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プロジェクトを大切にしたいのはなぜ?

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組織の中にヒエラルキーをなくそうとする動きは今の時代、大事です。

 

ただし、ひと昔前のように意思決定の時短・効率UP・権限委譲などを

目指すのとは違う意味になります。

 

権限委譲と言いながら、それでは上から目線ですよね?

 

そうではなく【みんなで考える】ことこそ、大事。

 

その中から発生的に生み出したいのが【プロジェクト】なのです。

 

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プロジェクトはどのように発生させるのか?

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例えば、新規事業をつくるかどうか考えることになりました。

 

それが、社員全員の共通認識になったところで経営者がすべきなのは

「考えなければいけないことはなんだろう?」と、【場に委ねる】ことです。

 

すると、時間を区切り、対話の場をつくり、自由に参加する人がいて(このへんは制約なし!)

どうして新規事業が大事なのか、話をしているうちに【次のステップ】が生まれます。

 

「顧客の動向を探りましょう。」など誰かがテーマになる具体的なことを発言します。

 

こういう発言が出たら、そこから【プロジェクト】にするのです!

 

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誰がプロジェクトのリーダーになる?

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そして、テーマになるようなことを提案した人にリーダーになってもらいます。

 

「みんなを集めて話し合ってくれないか?」と。

 

ただ恐らく、50~60人を超えた社員全員に同じレベルのことを求めるのは難しい。

 

そんな時はプロジェクトのリーダーではなく、

プロジェクトを俯瞰してリードしていく人達をつくらなければならないと思います。

 

例えば、社員が50人いたら10人のグループが5つできますよね。

それぞれ10人で話し合っている場を仕切るのではなく、

【見守る人】が必要なのです。

 

さらに、この【見守る人】はトップや幹部クラスの人間であり、

【対話によって何かを生み出す】ということを理解していなければなりません。

 

そういう立場にいると、普通は「そうじゃないだろう!」

「なんでテーマを出さないんだ?」など言いたくなりますよね、必ず!

 

前に進まないことにイラ立ちを感じた時はそんな風に言いたくなるし、疲れます。

 

でも、そうではないのです。

 

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見守り役、トップの心得とは?

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前に進まないのであれば、そもそもテーマ設定自体が違っているかも?

と俯瞰して、客観的に見て、関与しない。

 

対話を促進するファシリテーション的な関与はしても、

テーマを具体的に落とすプロセスには関与しない。

 

そういうことができたら、理想ですね。

 

現場に全て任せると、ホラクラシー組織みたいなものと

誤解されがちですが、それとは違うのです。

 

対話から今までになかった考え方やアイデアが生まれ、素晴らしい形になれば最高。

 

ですが、対話から生まれたものが、結果気づき程度のものでもいいのです。

 

それでもいいから【何かが生まれる】ことが大事。

 

そういう考え方を大事にすることこそ、これからの組織づくりだと思います。

 

でも、果たしてそんな組織をつくろうとした時、イラッとしない自分に変われるのか?

 

そんな風に感じているトップの方々に、

次回は変わるためのヒントになるようなお話ができればと思います。

 

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2.HRニュース:

『有休管理台帳が公開』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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年次有給休暇取得義務化に対応した管理台帳が公開されました。

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年次有給休暇の取得義務化が4月から始まり、

取得義務化と共に有給管理簿の作成・保存も義務化されます。

 

それに伴い、どのように管理簿を作成すれば良いのか?

という質問をよく頂くようになりました。

 

今回は福井労働局が公開した「有給の計画的付与」・「時間単位年休」

等を管理する為の管理台帳を紹介したいと思います。

 

公開された管理台帳は、指定区分として、

 

・従業員本人or会社のいずれが取得日を指定したのか。

・計画的付与による指定なのか。

 

を管理し、取得日を入力することで残日数が自動的に計算されるようになっています。

 

時間単位での有給にも対応しているため、

広く活用することができるのではないでしょうか。

 

勤怠管理システムなどで、管理簿の作成を予定されていないような会社では、

このファイルを活用・参考にして、管理簿を作成・保存してはいかがでしょうか。

 

参考リンク:「福井労働局作成の有休管理台帳」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12541

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第197回「質問:職人気質の人に、組織の重要性を理解してもらうためには? 」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22541

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第182回 特別ゲスト・岸田鑑彦氏

「岸田先生の大活躍で、わずか2年間で杜若経営法律事務所のメンバーが3倍に!」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32531

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第186回「【格言のジョー訳】バカの先にみえる可能性 」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32541

 

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  1. セミナー情報

 

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【1】『CKP経営大学校 -組織マネジメント編-』

講師:井上健一郎、秋山ジョー賢司

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強い組織になるためには、組織構築が必須条件となります。

 

社長がトップ営業であり、マネジメントも行っている。

現場を任せられるナンバー2が育たない。

リーダーとして、チーム形成が上手くできない。

 

強い組織ほど柔軟に、かつ正確に状況を判断し動いていきます。

 

そのためには、リーダーという存在が必要不可欠。

では、今の時代のリーダーは何をするべきなのか?

 

どうすれば人を動かすことができ、組織としての一体感が生まれるのか。

 

その答えは、「柔軟性」と「再現性」のバランスです。

 

経営者目線と社員目線の両側面から学べる講義をお届けいたします。

 

毎月1テーマ。

組織マネジメントの極意を、ぜひ学びに来てくださいね。

 

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【開催日程】

2019年 2月 8日 (金) 15:00~18:00(開場14:45)

【参加費用】1回 8,000円(税込・当日現金払い)

※第2部会費:4,000円(税込・当日現金払い)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/42541

 

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【2】『マインドセットセミナー』

講師:秋山ジョー賢司

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上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして

人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司氏。

 

自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは超えたい壁は越えられません。

 

今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性があるのです。

 

あなたが目の前の壁を越えたいのになかなか越えられないとしたなら、

ぜひ一度、そのヒントをつかみに来てください!

 

これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が一足先に、

次のステップに進むことを決断しています。

 

定員5名です。

ぜひ、お早めにお申し込みください!

 

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【開催日程】

2019年 2月15日 (金) 18:00~20:00(開場17:45~)

【参加費用】3,000円

【定員】5名(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52541

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