『強い組織には、しなやかに変われる力が必要!』~HR Journal vol.61~
2018年8月21日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
さて、前回からHR Topicのテーマは
【強い組織】について考えています。
今日のトピックは
「強い組織には、しなやかに変われる力が必要!」です。
顧客から、既存の価値に飽きられてしまったとき
市場開拓するという時代ではもうなくなってきていると
井上先生はおっしゃっています。
必要なのは、しなやかに変われる力だと。
それには、心に余裕があり、自由で開放的な状況が必要だとか。
なかなか難しいことかもしれませんが
ポジティブであれ!というのが
今日のポイントになりそうです。
長いお盆休み明けの方もいらっしゃるでしょうか?!
今週も井上ワールドを、どうぞお楽しみください。
まずは、今週のHR Journalの目次です!
【今週の目次】
1. HRトピック:『強い組織には、しなやかに変われる力が必要!』
2. HRニュース:『36協定届の新様式案、公開!』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『強い組織には、しなやかに変われる力が必要!』
talk:井上 健一郎
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価値に飽きられた時、どうする?!
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価値って、当たり前になった瞬間に
すぐ飽きられてしまいます。
だとすると
また違う価値を見せてあげないと
顧客は満足し続けないですよね?
ならば、変われるかどうか、
適切な変化ができるかが、カギを握ります。
変化を考えるときに、4軸あります。
既存の商品
新しい商品
既存の顧客(市場)
新しい顧客(市場)
例えば、既存の商品のテーマを変えず
既存の顧客に、また違う価値を見せるのか。
あるいは、まったく新しい商品を
まったく新しい顧客に届けるために、
完璧な市場開拓をしていくのか。
どの変化を考えるにしても、
これからの時代は、誰かが感じた変化を
全員で感じて、全員で対応する。
そのような【しなやかに変われる力】が
【強い組織】には重要となります。
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「しなやかに変わる」って、どういうコト?
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イメージしてほしいのは、イワシの群れ!
すっごくたくさんの数で群れているけど
クジラとか、敵が襲ってくると
柔軟にカタチが変わりますよね。
あんなに大きな集団でも
外界からの刺激を1匹が感じ取った瞬間
即座に、みんなが反応する。
もちろん、しっかりとまとまって
堅実で確実で迅速な
いい仕事もしなければなりません。
それに加えて重要なのが
【しなやかに変われる力】なんです。
しなやかであるためには
ある種の【開放感】が必要。
人間の心の余裕というか、自由さというか。
売上や納期に追われてしまい
「~ねばならない」の状況が強いほど
しなやかさの感度は鈍ります。
そういう状況で危険なのは
ふっと潮が引いたように不景気になったとき
あたふたとしてしまうこと。
あたふたとしている会社は
変化に対応できない。
そうならないため、しなやかに変われるために
意識したいこと。
それは、【ポジティブ】であることです。
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どういう状態が【ポジティブ】?!
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【ポジティブ】でいられるのは
次のようなときです。
(1)自分はできる、自分がやってることは
間違っていないという有能感を感じるとき。
(2)自分で決められる範囲。
つまり、自己裁量の幅が広いとき。
この2点を意識すると
開放感があり、自由であり
しなやかに変われる力を持てるのです。
【開放感】を得るために
感度の器を広げると考えてみてください。
そこに何かいろんなものが落ちてきても
受け取る力が強くて、発想が広がる。
余裕がないと、受け取れません。
そのためには
ポジティブな精神状態が必要なんです。
さて、このしなやかさ。
強い組織であるために
どう展開していけばいいのでしょうか?
次回もどうぞ、お楽しみに!
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2.HRニュース:
『36協定届の新様式案、公開!』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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36協定届の新様式案が公開されました。
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働き方改革関連法により、
2019年4月以降36協定届の様式変更が行われます。
先日、その新様式案が公開されましたので紹介します。
主な変更ポイントは以下の通り。
・時間外労働及び休日労働を合算した時間数は、1箇月100時間未満でないといけない。
・2箇月から6箇月までを平均して、80時間を超過しないことというチェックボックスが設けられる。
・特別条項を設ける場合と設けない場合の様式が用意。
・特別条項を設ける場合の様式は、限度時間までの時間を協定する1枚目と特別条項を定める2枚目の2枚組となる。
・特別条項を設ける場合の様式には、
「限度時間を超えて労働させる場合における手続」、
「限度時間を超えて労働させる労働者に対する健康及び福祉を確保するための措置」
を定める欄が設けられる。
今後、9月には正式な様式が示されると思いますが、
まずは参考リンクをチェックしてください。
今回の改正で大きなポイントとなる
特別条項発動の場合に求められる健康確保措置については
別の機会に案内しますね。
参考リンク:厚生労働省「第145回労働政策審議会労働条件分科会 資料」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/12321
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第173回「質問:人や組織は本当に変わるのでしょうか?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/22321
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第158回「炎上しない注意指導・対応方法とは?」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/32321
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第162回「【格言のジョー訳】『何が足りないんでしょうね・・・』」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/42321
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- セミナー情報
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【1】『CKP経営大学校 -組織マネジメント編-』
講師:井上健一郎、秋山ジョー賢司
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強い組織になるためには、
組織構築が必須条件となります。
社長がトップ営業であり、マネジメントも行っている。
現場を任せられるナンバー2が育たない。
リーダーとして、チーム形成が上手くできない。
強い組織ほど、
柔軟に、かつ正確に状況を判断し、動いていきます。
そのためには、リーダーという存在が必要不可欠。
では、今の時代のリーダーは何をするべきなのか?
どうすれば人を動かすことができ、
組織としての一体感が生まれるのか。
その答えは、
「柔軟性」と「再現性」のバランスです。
経営者目線と社員目線の両側面から学べる
講義をお届けいたします。
毎月1テーマ。
組織マネジメントの極意を、ぜひ学びに来てくださいね。
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【開催日程】
2018年 9月 6日 (木) 15:00~18:00(開場14:45)
※懇親会有
【参加費用】1回 8,000円(税込・当日現金払い)
※懇親会費:4000円(税込・当日現金払い)
★詳細・お申し込みはこちら
>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/52321
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【2】『マインドセットセミナー』
講師:秋山ジョー賢司
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上場企業から中小企業まで
エグゼクティブ・コーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた
秋山ジョー賢司氏。
自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは
超えたい壁は越えられません。
今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性が
あるのです。
あなたが目の前の壁を越えたいのに
なかなか越えられないとしたなら、ぜひ一度、
そのヒントをつかみに来てください!
これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が
一足先に、次のステップに進むことを決断しています。
定員5名です。
ぜひ、お早めにお申し込みください!
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【開催日程】
2018年 9月20日 (木) 18:00~20:00(開場17:45~)
【参加費用】3,000円
【定員】5名(先着順)
★詳細・お申し込みはこちら
>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/62321
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