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『新入社員の入社後、半年間は会社の成長期!?』~HR Journal vol.48~

2018年5月8日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

今日は、はじめにお知らせです。

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昨年まで『明快カレッジ』として開催していた

月に1度の勉強会が

『CKP経営大学校』としてリニューアルします!

 

本年は、「組織マネジメント編」。

 

井上先生も登壇し、たっぷり3時間、全12回の勉強会となっています。

 

会社が強くなるためには、まず組織構築!

現場のリーダーがするべきこととは?

 

経営者をはじめ、経営幹部や次期リーダー候補の皆さんも必見です。

 

第1回は、6月1日(金)。

テーマは「強い組織と弱い組織の違い―これからのリーダー像とは!?-」。

 

ぜひご参加ください!

 

★詳しい情報やお申込みはこちらから↓↓

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12191

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さて、今回のHR Topicのテーマは、

『新入社員の入社後、半年間は会社の成長期!?』です。

入社後半年間…まさに今!

 

新入社員にとって

入社後は基本の仕事を覚える時期。

 

ただ、作業レベルは入門編でも

思考レベルでは最初から

高いレベルを体験させることが重要と井上先生。

 

それによって、どんな力が身につくのでしょうか?

井上先生ご自身の経験談を例にお話してくださいます!

 

それでは、今週も

井上ワールドをぜひお楽しみください。

まずは、今週のHR Journalの目次です!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『新入社員の入社後、半年間は会社の成長期!?』

2. HRニュース:『経団連各社の取り組み』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『新入社員の入社後、半年間は会社の成長期!?』

talk:井上 健一郎

 

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入社した新入社員は、どんな様子?!

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新入社員をどう扱うかっていうのは

会社の育成力を鍛える、いい機会です。

 

多くの場合

2~3年かけて独り立ちしてもらおう

という考えがあると思います。

だから最初の1年のうち、特に半年間は

新入社員がお客さま扱い的になりがち。

 

なぜなら、新入社員にはまず

【作業レベル】でリスクの少ないことから

仕事の手順を覚えさせるので。

 

ところが、今の若者たちをとりまく環境は

情報に溢れていて

検索すればそこに答えがあるという状況。

 

何かを覚えよう、覚えなきゃいけないという

志向性はない気がするんです。

 

いったん出てきた答えを

頭に定着させるクセがありません。

 

仕事を覚えていくのも

あくまでも【覚える】のであって

【考える】ことはしない。

 

「やり方さえ分かればそれでいいや」

という感覚が強い。

 

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【考える】ために必要な環境とは?

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ただし、情報の多さには慣れています。

早く一人前になろうとも思っている。

 

ならば、最初の半年間

【作業レベル】は入門編でいいんだけど

【思考レベル】では、レベルの高いところに

参加させちゃっていいと思うんですよね。

 

たとえば

部長クラスが参加する会議に

一緒に参加させるとか。

部長の次は課長に付いて

ミーティングに一緒に参加するとか。

 

そこで、現場とは全然違うレベルの話を

目の当たりにさせるんです。

 

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高い【思考レベル】を体験するとどうなる?

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私が音楽業界に入社したとき

生産管理部というところに配属されて

洋楽を担当していました。

そのとき「良かった」と思える経験が。

 

生産管理の仕事は

海外から届いた音源を国内版にアレンジして

世に出すというものでした。

国内版は、歌詞カードをつけたりするため

製造から発売までに時間がかかります。

 

ところが当時

早く発売でき安く売れる輸入盤が出始めて

いかに輸入盤に遅れずに出すか

その対策をしなければならならなかった。

 

となると、スケジュールの組み方が

緻密になっていくんです。

 

「いつ発売できるのか」という

最終ジャッジを出すのも、生産管理の仕事。

 

通常は上司がやっていたことなんですが

上司があるプロジェクトに駆り出され

生産管理の仕事については

私が代わりに会議に出ろって言われました。

「は?!」と思いましたね(笑)

 

仕事の流れは理屈ではわかっているし

ポイントも教えてもらいましたけど

実際、会議に出てみると

意見を求められても

わからなくて答えられないんです。

 

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わからないときの「思考」は成長のカギ!?

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わかったことは

答えは自分で紐解くしかないということ。

自分で紐解いて答えが見つかったものは

やはり、定着するんですよね。

 

定着すると

会議での私の発言も変わってきて

質問する人たちにとっても

私は「新入社員」ではなくなりました。

これは、すごく良い訓練になりました。

 

ちょうど、入社して半年目の経験でした。

 

入社して半年。この時期に

意思決定をするためには

どういう材料を揃えないといけないのか?

 

それがわかる場所に

新入社員を置くことは重要かなと思います。

そういう環境を会社側がつくってあげる。

 

そして、新入社員が

意思決定できるようになるには

【行動】を生まなければならないのですが

次回はその持っていき方を解説!

 

「行動のための仕事術」がテーマです。

 

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2.HRニュース:

『経団連各社の取り組み』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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経団連各社の取り組み内容を見てみましょう。

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仕事と育児・介護の両立支援に関する

助成金を申請する際には、

「一般事業主行動計画」という計画書類を策定することが

必要になるケースが多いです。

 

策定する計画の内容は両立支援の為に

どういった取り組みをするのか?という事になっていますが、

どのような取り組みを自社で行ったらよいのか

頭を悩ましている方もいるのではないかと思います。

 

そんな方の参考になればと思い経団連より公開された

働き方改革に関する資料を案内したいと思います。

 

両立支援の内容は、

働き方改革の内容と関連性が高いということは

皆様、イメージがつくのではないでしょうか。

 

実は、経団連は、働き方改革を加速させるため、

会員企業における自主行動計画

「働き方改革アクションプラン」の策定を呼びかけています。

 

具体的には、以下の3点について

「KPI」と「行動計画」を策定しています。

 

(1)長時間労働の是正

(2)年次有給休暇の取得促進

(3)柔軟な働き方の促進

 

(1)~(3)はどれも仕事と育児・介護の両立のために

重要なポイントですよね。

 

多くの企業の取り組みが掲載されていますので、

これらを参考にして内容を検討されてはいかがでしょうか。

 

経団連「働き方改革アクションプラン」

>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/22191

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第158回「質問:18名の中小企業です。セクショナライズされた大手企業出身の社員を採用してしまい、頭を悩ませています・・・」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32191

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第143回 特別ゲスト・青山学院大学教授 木山泰嗣氏「一つの道を突き詰めると、新たな道が見えてくる!」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42191

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第147回「JOE語録:罪悪感は挑戦にならない」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/52191

 

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  1. セミナー情報

 

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【1】『人事評価セミナー』

講師:井上健一郎

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中小企業において、

社員育成は大きな課題の一つです。

 

社員自身が思っているイメージと上司がその社員に

抱いているイメージにかい離があることはありませんか?

 

実は、そのかい離を小さくしていくことが

社員育成の大きなポイントになるんです。

 

キーワードは、「自己認知力」を高めてもらうこと。

 

自分がどんな人間か?

セルフイメージに加え、他者のイメージを取り込むことで、

視野の幅が格段に拡がるんですね。

そうすると、社員はさらに成長する。

 

「自己認知力」を高めることは、

人事評価制度をうまく使えば、実現できるのです。

 

人事評価制度を成功に導くポイントを盛り込んだ

セミナーを開催します。

 

弊社が10年にわたる人事評価制度導入の現場から

導き出したノウハウを凝縮してお届けして参ります。

 

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【開催日程】

2018年 5月 17日 (木) 15:00~17:00(開場14:45~)

【参加費用】1名 3,000円(税込・当日現金払い)

【定員】5社(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/62191

 

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【2】『マインドセットセミナー』

講師:秋山ジョー賢司

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上場企業から中小企業まで

エグゼクティブ・コーチングトレーナーとして

人材開発を行ってきた

秋山ジョー賢司氏。

 

自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは

超えたい壁は越えられません。

 

今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性が

あるのです。

 

あなたが目の前の壁を越えたいのに

なかなか越えられないとしたなら、ぜひ一度、

そのヒントをつかみに来てください!

 

これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が

一足先に、次のステップに進むことを決断しています。

 

定員5名です。

ぜひ、お早めにお申し込みください!

 

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【開催日程】

2018年 5月16日 (水) 18:00~20:00(開場17:45~)

【参加費用】3,000円

【定員】5名(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/72191

 

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meikai@jinji-hyouka.com

 

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