『No.2に求められる問題解決型思考』~HR Journal vol.40~
2018年3月13日
おはようございます。
人事評価システム「明快」事務局です。
さて、今回のHR Topicのテーマは、
『No.2に求められる問題解決型思考』です。
今回は、No.2に必要な
4つの要素をズバリご解説くださいました!
この4点を理解するためには、
まず、目的と目標の違いを
知ることが重要だと言います。
トップとNo.2の役割を違いも含めて、
わかりやすく解説されています!
さぁ、今週も、井上ワールドをぜひお楽しみください。
まずは、今週のHR Journalの目次です!
【今週の目次】
1. HRトピック:『No.2に求められる問題解決型思考』
2. HRニュース:『2018年度の賃金動向の意識調査』
3. ポッドキャスト番組
4. セミナー情報
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1.HRトピック:
『No.2に求められる問題解決型思考』
talk:井上 健一郎
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【目標】と【目的】の違い、言えますか?!
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目標と目的の違いが
わからないという人がいます。
目的とは
目標の上にあるもの。
目標というのは
目的が果たせたかどうかを
推し量るためのもの。
つまり、目標を達成することによって
どれだけ目的に近づいているのかわかる。
本来、目標と目的は違うものなのです。
ある人の人生の目的が
「家を建てること」だとします。
これは、目的でしょうか?
「何で家を建てたいのか?」と聞くと
「自分が成功者になった証として」と言う。
これこそが目的。
「家を建てたい」は目標です。
No.2である人は
まずこの目的と目標の違いを
理解しておかなければいけません。
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目的を達成するためには何が必要?
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トップは理想を掲げます。
現状を知っているその下の人たちが
課題設定をします。
その課題は
目的を達成するための
目標だといってもいいでしょう。
そこで大事なのは
トップが立てたのとは違う【旗】を
部下たちに対して立て、
【方向性を示す力】です。
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方向性を示すだけでは足りない?!
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そして、【方向性を示す力】と
問題を把握するために行う
【現状分析をする力】のふたつが揃うと
課題設定ができます。
さらに、、
「具体策はどうしよう?」というときには
発想やアイデアが必要だから
【思考力】すべてをフル回転するわけです。
できればNo.2の人間が。
トップが理想を掲げる
→現状分析する
→課題を設定する
→具体策に落とし込む
この一連の流れで思考をすること。
単にトラブルを解決するだけではなく
理想と現状のギャップから
問題を捉え、具体策に落とし込むこと。
これが、トップの下の人たち、
特にNo.2に求められる
【問題解決型思考】です。
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No.2に求められる力をおさらい!
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No.2に必要な力をまとめると
1)理想を掲げる
2)現状を的確に分析できる
3)そのための目標設定ができる
4)具体的なアイデアを生み出せる
この4セットですね。
全部揃っていなくてもいい。
どこかに可能性がある人物は
No.2として育つ可能性がありますが
どれもができない人には無理でしょう。
今日は思考面からお話をしましたが
次回は行動面から
No.2の適性をお話ししましょう。
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2.HRニュース:
『2018年度の賃金動向の意識調査』
talk:社会保険労務士・上村 和弘
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御社は賃上げを予定されていますか?
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助成金に賃上げが要件に入ってくるなど、
今年の春は「賃上げ」がテーマになっています。
各社とも、対応に苦慮されているのではないでしょうか。
今回は帝国データバンクが、
2018年度の賃金動向に関する企業の意識について
調査を実施したので確認してみましょう。
この調査によれば、
2018年度の賃上げが「ある」と見込む企業は
56.5%と過去最高を更新。
前回調査(2017年度見込み、2017年1月実施)を
5.3ポイント上回っております。
また、賃上げが「ある」と見込む企業の割合を
従業員規模別で見ると以下の通りとなりました。
5人以下 40.5%
6-20人 60.0%
21-50人 62.9%
51-100人 61.5%
101-300人 54.0%
301-1,000人 43.1%
1,000人超 40.6%
6人以上100人以下の中小企業では
なんと6割を超えています。
賃上げを実施する理由の第一位は
「労働力の定着・確保」であり、
過去最高の79.7%となっています。
人手不足・採用難が
中小企業の賃上げ意欲を高めているようですね。
このコストアップを吸収するだけの
利益確保・生産性の向上が課題になりそうです。
詳しくは以下の帝国データバンク
「2018年度の賃金動向に関する企業の意識調査」
をご覧ください。
http://jujube-ex.jp/Lcc2413/12111
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- ポッドキャスト番組
【人事】
井上健一郎の『組織マネジメント研究所』
第150回「質問:人事評価制度がありません。
導入にあたり最初の取り組みでやるべきこととは?」
http://jujube-ex.jp/Lcc2413/22111
【労務】
向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』
第135回「質問:厚労省が未払い賃金の請求権の時効を2年から5年に延長する方針!」
http://jujube-ex.jp/Lcc2413/32111
【コーチング】
秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』
第139回「質問:秋山先生が考えるイケてる士業とは、どのような人物でしょうか。」
http://jujube-ex.jp/Lcc2413/42111
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- セミナー情報
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【1】『人事評価セミナー』
講師:井上健一郎
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中小企業において、
社員育成は大きな課題の一つです。
社員自身が思っているイメージと上司がその社員に
抱いているイメージにかい離があることはありませんか?
実は、そのかい離を小さくしていくことが
社員育成の大きなポイントになるんです。
キーワードは、「自己認知力」を高めてもらうこと。
自分がどんな人間か?
セルフイメージに加え、他者のイメージを取り込むことで、
視野の幅が格段に拡がるんですね。
そうすると、社員はさらに成長する。
「自己認知力」を高めることは、
人事評価制度をうまく使えば、実現できるのです。
人事評価制度を成功に導くポイントを盛り込んだ
セミナーを開催します。
弊社が10年にわたる人事評価制度導入の現場から
導き出したノウハウを凝縮してお届けして参ります。
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【開催日程】
2018年 5月 17日 (木) 15:00~17:00(開場14:45~)
【参加費用】1名 3,000円(税込・当日現金払い)
【定員】5社(先着順)
★詳細・お申し込みはこちら
>>> http://jujube-ex.jp/Lcc2413/52111
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【2】『マインドセットセミナー』
講師:秋山ジョー賢司
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上場企業から中小企業まで
エグゼクティブ・コーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた
秋山ジョー賢司氏。
自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは
超えたい壁は超えられません。
今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性が
あるのです。
あなたが目の前の壁を超えたいのに
なかなか越えられないとしたなら、ぜひ一度、
そのヒントをつかみに来てください!
これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が
一足先に、次のステップに進むことを決断しています。
定員5名です。
ぜひ、お早めにお申し込みください!
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【開催日程】
2018年 3月 20日 (火) 18:00~20:00(開場17:45~)
【参加費用】3,000円
【定員】5名(先着順)
★詳細・お申し込みはこちら
>>> http://jujube-ex.jp/Lcc2413/62111
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http://jujube-ex.jp/Lcc2413/72111
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