『組織マネジメントは「行動」を生み出す』~明快通信Vol.156~
2017年5月23日
おはようございます!
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
お蔭様で、普通自動車免許を取得しました。
期限まで残り2週間。自画自賛のラストスパートでした^^
(ちなみに筆記試験は、合格ラインぎりぎりでした。)
そして、これまで3年にわたりお届けしてきた「明快通信」ですが、
次回6月6日(火)より『HRジャーナル』としてリニューアルします!
井上先生の組織マネジメントをはじめ、労働法、助成金、
その他人事に関わる貴重な情報を発信していきます!
ぜひ、楽しみにして下さいね^^
では、本日も参りましょう!
■テーマ:『組織マネジメントは「行動」を生み出す』
組織マネジメントは、一体何のためにあるのか?
最後の明快通信は、このテーマでお届けしたいと思います。
■組織マネジメントとは?!
井上先生曰く、
「組織マネジメントとは、行動を生み出すものです」
どんな「行動」を生み出すのか?
それは、組織が向かうべき「方向性」に
沿った行動だと井上先生。
達成したい経営目標がある。
実現したいビジョンがある。
その目標やビジョンが大きくなればなるほど
一人でできることは限られてくる。
経営者、リーダーがすることは「旗を立てる」こと。
そして、組織を「巻き込む」こと。
この「旗を立てる」というスタート無くして、
組織マネジメント論は活かせないと井上先生は言います。
■組織に何が必要か?
井上先生がこんなお話をしてくださいました。
利益構造を改善するために、「値上げ」に踏み切ろうとした経営者の方がいたそうです。
その際に、「値上げをしても商品は売れるのか?」
という命題が挙がったそうです。
その社長さんはどうしたか?
その商品を売ることができる
高い営業力を備えた営業部隊を育てたのだそうです。
社長自身が、営業部隊の一人ひとりと向き合い、
そして、高い営業力を誇る営業部隊が生まれたのだと言います。
利益構想の改善と値上げ。これが「旗を立てる」こと。
そのための戦略として、
「高い営業力を誇る営業部隊を作ること」。
そのために、営業部を「巻き込む」。
ここに、組織マネジメント論が活きてくるというわけです。
一人ひとりが自ら動こうとするモチベーションをどうやって生み出すか?
そのために必要なコミュニケーションは何なのか?
そのために、目標やビジョンをどのように伝えれば効果的か?
どういった人材を登用すれば、より得たい成果に繋がるか?
どんな人材を評価していけば、さらに良い循環を生むのか?
育成するために、どういったポイントに着目するか?
どんな人を現場リーダーにすればよいか?
今までの組織文化で、不適切なものはないのか?
どんな会議をしていけばいいか?
井上先生は言います。
こういった要素が全て入っているから、
うまくいく可能性が上がっていくのだと。
それが、目標を達成するという結果に繋がり、
新たな高い目標を生み出していくと井上先生。
また生まれた新たな目標に向かって、
再び、組織を新たに整えていく。
組織は、この繰り返しなのだと井上先生は言います。
■真剣にやればやるほど、わかる
井上先生は言います。
経営者、リーダーが真剣であればあるほど、
本気であればあるほど、
厳しさだけでも、優しさだけでも
そしてテクニックだけでも、
組織が回っていかないことは
皆さん実感しているのではないでしょうか?
その真剣さの先にある明確な「方向性」。
それがあるからこそ、その組織に必要な「行動」が見えてくる。
必要な組織マネジメントが見えてくる。
組織によって、方向性も、人も、全て違う。
ましてや、中小企業であれば、簡単に人の代えが効かないわけです。
どうすれば、組織が得るべき目標に到達することができるのか?
それが井上先生の組織マネジメント論のスタート地点です。
最後に、「正しい組織マネジメントが何か?」
そう問われたとしたなら、
その企業・組織が得るべき目標・成果を達成できた時、
その時に用いられていた「組織マネジメント」は
正解だったと言えるのかもしれません。
そして、その正解はその時だけのもの。
新しい目標に不適なマネジメントは、
組織を活かせない。
だから、組織マネジメントに終わりはきません。
と井上先生。
組織マネジメントは、積み重ねでもあります。
だからこそ、1年、3年、5年、10年、20年の企業の未来に繋がっていくともいえるわけです。
皆さんは、何を感じたでしょうか?
引き続き、目標を達成していく組織マネジメントを学んできましょう^^
次週はお休みとなります。
6月6日(火)よりメルマガ『HRジャーナル』としてお届けしてまいります!!
そして、6月22日(木)明快カレッジのテーマは
「モチベーション論」。
モチベーションの上げ方は、人によってさまざま。
一体、どれだけそのアプローチ方法を知っているか。
それだけなのだと思います。
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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
お伝えしました通り、
6月6日(火)から配信となる新しいメルマガ『HRジャーナル』では、
さらに井上先生の「組織マネジメント論」を
濃密に、そして、弊社の様々な情報を
お届けして参ります。ぜひぜひお楽しみに!
自動車免許を取って、感じたことを一言。
運転者になるまで、運転する景色、注意すること。
そんなことはまるでわかりませんでした。
助手席、後部座席で見えた景色。感じたこと。
路上を徒歩で歩いているとき、
自転車をこいでいるときに見えていなかったこと。
運転ができるようになった時に、
よりこれまでの自分の経験が鮮明になり、
わかることが増え、その深さも理解も面白いものになりました。
それぞれに事情があり、見ているものが違う世界。
それを知り、共通に向かい、クリエイティブできる面白さ。
それが組織マネジメントの面白みなのかなと
3年間の「明快通信」の配信を通して感じました。
次回からは、よりパワーアップした内容の『HRジャーナル』を
よろしくお願いいたします^^
みなさん、引き続き、素敵な組織ライフを^^
佐藤明日美
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