『なぜ「心の栄養」か?個と組織から考える』~明快通信Vol.151~
2017年4月19日
おはようございます!
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
観たいDVDを飲みこんでくれず、吐き出し続ける
Play Station4との闘い。
5分格闘の末、再起動。
(再起動しただけなのに、なぜか誇らしい休日の昼下がり)
それでは、気を取り直して、
今回も、本文の前にお知らせです!
明快カレッジ4回目のテーマは
「資質、能力、人間特性の捉え方~人をどう捉えるのか?~」。
意外と自分の人の捉え方の偏りを分かってる方、
少ないと思います!
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では、本日も参りましょう!
■テーマ:『なぜ「心の栄養」か?個と組織から考える』
前回、仕事に向かうエネルギーのために
『心の栄養』が必要なんですということをお伝えしました。
前回の記事はこちら↓↓
http://jujube-ex.jp/Lcc769/21661
心の栄養に必要なもの。
それが、
「感情的支援」「風土」「前に進んでいる感覚」。
この3つに共通しているものは何だと思いますか?
井上先生が言いました。
「この3つの共通点は、「肯定」です」
どういうことでしょう?
■自己肯定は必要か?
これだけ、自己啓発などの情報が
たくさん流れている時代。
自分を「肯定」することについて
触れたことのある方は少なくないと思います。
自分を肯定する。受け入れる。
なぜ、組織マネジメントに関わってくると思いますか?
井上先生曰く、
「組織という枠に属するということは、
組織という「制限」を受けるということ。
つまりは、自分1人で自己肯定する時には
生じなかった「制限」が生じることでもあるのです」
なんだかわからなくなってきましたが・・・
もう少し頑張ってついてきてくださいね。
自己肯定の反対は、自己否定ですよね。
自己否定が強い人は、生きるエネルギーが弱まります。
井上先生は言います。
「これと一緒で、組織の中で感じる否定が、
自己否定に繋がっていくんです。
だから、エネルギーが仕事に向かわなくなるんですよ」
■組織にある「否定」
組織において生じがちな「否定」とは何でしょう?
例えば、こんなものがあると言います。
・できていないこと、できないことへの着目
・自分で決められることがない
・指示したら放置
・意義あることに取り組めていない
・自分のアイディアを出せない
皆さんは、どうやって自己肯定をしてきましたか?
表現は色々あると思いますが、
自分はイケてる。自分は大丈夫。
そういった安心感をどこかで持てているのではないでしょうか?
「否定」の例を見てみると、どうでしょう。
できていないことにばかりフォーカスされれば、
自分はできない人間であると感じる。
自分で決められる力がないと感じる。
自分に興味を向けられていないと感じる。
意義あることに取り組めない人間だと感じる。
自分のアイディアは大したことないと感じる。
書いているだけで、暗い気持ちになります。。。
そうなんです。否定していくということは、
相手にそういうものを生み出す可能性があるということなんです。
組織も暗くなりそうですよね。
では、逆に「肯定」とは何でしょう?
■組織にある「肯定」
それは、先週もお伝えしたものが含まれます。
感情的支援、応援、自主性、
言ってもいいんだという風土、
業務の意義の明示、目標、進んでいる感のフィードバックなどなど。
井上先生は言います。
「肯定していくことは甘えではなく、
人が、その組織の中で機能し続け、
力を発揮していくためのものなんです」
肝は、最初に否定を使わないこと。
もし違う意見であったのなら、肯定した後に伝える。
具体的にはどうするか??
まさに、井上先生がずっと言っている
「言い方・伝え方」と「トーン」を気にすることなんです。
これについては、長くなるので、また次の機会に。
組織の中に、「否定」の要素ありませんでしたか??
ぜひ、振り返ってみてくださいね^^
そして4月20日(木)の明快カレッジでは
「人の資質」がテーマですよ。
ちゃんと、人を育てる目を養ってますか??
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次回もお楽しみに^^
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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
最近、テレビ朝日が新しい試みを開始しましたね。
「やすらぎの郷」という月~金曜放送の
昼ドラをこの4月からスタートしたんですね。
期間は来年の3月まで。
脚本は、「北の国から」の倉本聰。
この設定、面白いんです。
長年、テレビ業界の発展に貢献した業界人だけが
入居できる謎の高齢者施設があるというもの。
そこで、若く勢いのあった自分とともに、
時代を過ごした仲間や同士と再会するという話。
年老いた自分をどのように自己肯定していくか?
そんな話なんじゃないかと思うのです。
身体が言うことを聞かず、
楽しみや思い出を共有できる人もいない。
家族も冷たい。
高齢者施設で主人公である
石坂浩二演じる脚本家の菊村栄は何に出会うのか?
一週間の楽しみが増えたところでございます。
では、次回もよろしくお願いいたします^^
佐藤明日美
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