『現場に必要なのはスモールビジョン!』~明快通信Vol.149~
2017年4月4日
おはようございます!
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
先日、恵比寿でカーブを曲がったら「馬」がいました。
それも結構ビッグな・・・固まりました。
(人間、予想をしていないことが起こると本当に固まります)
それでは、気を取り直して、
今回も、本文の前にお知らせです!
明快カレッジ4回目のテーマは
「資質、能力、人間特性の捉え方
~人をどう捉えるのか?~」。
チームは、「人」でできています。
ということは、人が活きないとチームも活きない。
だから「人」を知る。
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では、本日も参りましょう!
■テーマ:『現場に必要なのはスモールビジョン!』
井上先生が、事あるごとに言っていること。
それは、
「現場にはスモールビジョンが必要です」ということ。
会社のビジョンというのは、実際に曖昧で、
現場の人が動く原動力になりにくいことが多いのだとか。
それは、業務遂行をしている現場とビジョンを表す
言葉がかけ離れているように感じるからだそうです。
では、いいスモールビジョンは、どうわかるのでしょう?
今日は、井上先生からいくつか事例を
教えてもらいながら、聞いてみました!
全て、井上先生の実体験から。
■事例1:足下(そっか)の敵を叩け!
新卒で働いた会社で、
非生産部門(人事や総務など)を希望していた井上先生を
営業希望に導いた言葉。
競合他社がひしめく製造系の業界で
1位、2位は圧倒的な存在。
その会社は、その部門では3位。
入社式で、役員が語った言葉がこれだったのだとか。
4位以下を引き離せ!ということ。
とってもイメージしやすい言葉ですよね。
■事例2:全員に会う
ある人事部で、ゆとり世代の課題、
新卒で面白い人、有望な人が入ってこないという
現場からのクレームがあり、悩んだのだそう。
その年、人事部は、全国の会場で、
2000名の応募者「全員に会う」と決めたのだそう。
見えてきたのは、
一次選考を現場の課長にしていたことで、
課長自身が使いやすいと思う人間を選考していたこと。
そして、全員に会うことで、
本当に面白い人がいるのかどうか、
若い人の傾向がどうなのかを皆で自信を持って話合えたのだとか。
その時の人事部。毎週の土日出勤、出張にも
関わらず、顔は活き活きしてたのだそう。
■事例3:面白いの、それ?
井上先生がソニーミュージックにいた頃、
会社全体にあった会話「面白いの、それ?」
全ては面白いのかどうか。
再考するにも、立ち止まるにもそこがポイント。
だから、それぞれがお互いに
「面白さ」に妥協することがなかったのだとか。
だからこそ、斬新なマーケティング戦略が
生まれていったと思うと井上先生。
■それぞれの共通点
ここまで、見てきて、それぞれの言葉に
どんな共通点が見いだせるでしょう?
一つは、響く言葉になっているかどうか。
その結果、何かしら動かすエネルギーが生まれているか?
井上先生は言います。
例えば、
楽しそうだなぁ。それいいなぁ。
ワクワクするなぁ。
いっちょやるならやってみるかぁ!
やってやるー!!うおー!!
お?どうなんだろ。考えてみよう。
その言葉を聞いて、そういう動きが出て来ているでしょうか?
こんな例もあります。
営業部には、「売上を上げろ!」と言っても
何だかモチベーションは上がりづらい。
でも「良い顧客を取りに行け!」というと、
数字の上げ方も、目的も変わってくる。
現場の人が響く言葉。
それがスモールビジョンですと井上先生。
ぜひぜひ、これを機会に考えてみてくださいね^^
ちなみにこのテーマ、
明快カレッジでは7月に扱う予定です!
そして4月20日(木)の明快カレッジでは
「人の資質」がテーマです。
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次回もお楽しみに^^
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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
何度でも好きな映画の話はしたくなるもので、
SFアクション映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で、
煽られるシーンがあるんですね。
自由に生きてきた宇宙のはぐれ者の犯罪者たち5人の
ヒーロー物語です。
その5人が世界を守るために一丸になる瞬間。
リーダーシップをとった主人公が言うわけです。
(正確なセリフじゃありませんが)
「俺らは負け犬だ。故郷や家族…みんな大切なものを失ってきた。
だが今日だけは、今日というチャンスだけは失わない。」
これは、スモールビジョンでは無いかもしれませんが、
すごく響くんですね。燃えるんです。
そして、自由気ままに生きてきた他の4人も決意し、
結束の意を言葉にするんです。
スモールビジョンとして、響く言葉に妥協しないこと。
ちょっと楽しいなと思う今日この頃です。
組織マネジメントを語るときに
大好きなマンガは『キングダム』ですが、
映画なら、文句なしにこの映画です^^
では、次回もよろしくお願いいたします^^
佐藤明日美
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