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『アメリカ企業で上司に期待される役割が変わってきている』~明快通信Vol.129~

2016年11月1日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

なぜかこの時期になると思いだすことがあります。

北海道の旅先の居酒屋で発した一言。

私:「ロックの水割り1つ!」

親父さん:「・・・(僅かの沈黙ののち)おひや一丁!」

 

(親父さんすごいな。でも私の飲みたかったのは芋焼酎。)

 

さて、気を取り直して、

今回も、本文の前にお知らせです!

 

来月、11月18日(金)の明快カレッジは、

満員御礼、キャンセル待ちでございます。

年内最後は12月9日(金)。

 

テーマは

「組織の構築法~組織を作るとは?~」。

 

なぜ、組織を作るのか?

組織を作る意義を知り、自分のあり方を俯瞰する。

まさに年の瀬、自らの振り返りをしてみてくださいね!

 

お申込みはこちら!(2017年のスケジュールも見られます!)

⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/11441

 

それでは、本日も、井上健一郎先生のお話を、

私、佐藤がお届けして参ります。

 

井上先生の実践編をもっと知りたい方は

ぜひ、合わせてPodcastをお聞きください♪

http://jujube-ex.jp/Lcc769/21441

 

■テーマ:『アメリカ企業で上司に期待される役割が変わってきている』

 

井上先生がこんな話をしてくれました。

 

今、アメリカの最先端の企業では、

リーダー管理職に求められる最たるものが、

部下のパフォーマンスのマネジメントから

部下のパフォーマンスの開発に変わってきているのだとか。

 

どういうことかというと、

部下の成果を上げる(成果主義的な数値化しての管理をしていく)

のではなく、

部下のパフォーマンス力自体を上げる。

 

井上先生が言い換えると、

それは、

組織への「貢献」に焦点が当たっているのだとか。

 

「佐藤さんはこれが得意だよね。

だからもっと伸ばして、こうやってチームに貢献してね」

 

人それぞれに「貢献」の仕方があるということ。

 

それを一緒に見つけて、底上げし、開発していくのが

上司の役目になってきているのだそうです。

 

そして、部下のパフォーマンス力が上がらないのなら、

まずは、上司のあり方を考えなくてはいけない。

 

そんな流れになってきているのだとか。

 

実際に、この考え方を取り入れている企業では

どういうことをしているかというと、

「チェックイン」という細かなミーティングの時間を

設けているのだそうです。

 

一週間に1回のところもあれば、3ヶ月に1回のところもある。

 

「現状はこうだね。だからこうしてみようか。

あぁしてみようか。」

 

という途中進行のプロセスの確認を

ひたすらするのだそう。

 

目標達成したねという数値的な成果管理はしていない。

ついに定量から定性に変わってきた、

と井上先生は言います。

 

■組織や人を動かすもの

 

アメリカの話をしながら、井上先生はさらに続けます。

 

昔は、情報も少なかったから、

外に情報を取りに行ったり、事象を分析して

論理立てて、予測したりするということが

特に重要視されていました。

 

でも、今、情報が溢れているからこそ、

人は体感したり、信頼する人から聞いたり、

その情報の出方が自分にフィットしたものであったりしないと、

なかなか人が動かなくなってきています。

 

それは組織内でも同じ。

 

会社の外と向き合う前に、社内で向き合う。

社内の人間同士で向き合う。

 

内なるものの反応を確かめる。

内なるものを引き出す。

 

井上先生曰く、

「やり方を決めて、

みんなでやるという時代ではなくなりました。

やり方を決めていくプロセス自体に

組織を動かす力の源泉があるように思います」

 

会社のエネルギーの源泉であるチーム・組織。

組織のエネルギーの源泉であるチームメンバー。

そして、その人たちを動かしている

その人の中のエネルギーの源泉。

 

成果を上げるのは当然のこと。

これからの時代はそれを高らかに言うのではなく、

「成果を上げるためにどうする?」を徹底的に

内なるものに問いかける時代だと井上先生。

 

その問いかけの答えもまた内にある。

 

自分たちの持つエネルギーの使い方が

問われているのかもしれませんね。

 

今日は、少し違った角度からお伝えしました!

 

皆さんはどんなことを感じましたか?

 

というわけで本日はここまで!

 

11月はすでに満員御礼の明快カレッジですが

12月以降まだ少し余裕がありますので、

お早めのお申込みを!

 

お申込みはこちらから!

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お待ちしております!

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

次回もお楽しみに^^

 

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『明快カレッジ』

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

内なるものと聞いて思い出すのが

「リトルプリンス 星の王子様とわたし」。

予告編:http://jujube-ex.jp/Lcc769/71441

 

お母さんが考える幸せのために、

毎日、お母さんの決める日課をこなすだけの

小学生の女の子。

 

一体、私は何をしているんだろう?

 

ある日、一日籠って勉強している部屋に

絵本「星の王子様」の1ページ目を

破って折った紙飛行機が届く。

 

初めて、彼女の心がコトリと動く。

 

そうやって、小学生だった彼女の世界が輝きだし、

大好きなものが周りに溢れていたことに気づき、

一方で悲しみや怒りや寂しさを受け取っていく。

 

全ては自分を活かすエネルギー。

どうやったらそんなエネルギーを近くにいる人たちと

活かし合えるのか?

 

少女のエネルギーはやがて窮屈な生活を

していた自分の母親をも変えていく。

 

脚本には賛否両論ある作品ですが、

なんかついつい思い出してしまう作品です。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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