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『言う事を聞かない部下がいた時に考えること』~明快通信Vol.128~

2016年10月25日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

井上先生:「これでどう?」

(プロジェクターの投影画面の大きさを確認される)

私:「(セーターをシャツの上に)肩から掛けた方がいいと思います!」

(井上先生の服の着方に物申す)

 

(井上先生、いつもすみません・・・(^_^;))

 

さて、気を取り直して、

今回も、本文の前にお知らせです!

 

来月、11月18日(金)の明快カレッジは

なんと満員御礼で

キャンセル待ちとなります。

気になっている方は、事務局までお問い合わせください!

info@jinji-hyouka.com

 

12月は「組織の構築法~組織を作るとは?~」ですので

こちらもお楽しみに!

 

お申込みはこちら!(2017年のスケジュールも見られます!)

⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/11431

 

それでは、本日も、井上健一郎先生のお話を、

私、佐藤がお届けして参ります。

 

井上先生の実践編をもっと知りたい方は

ぜひ、合わせてPodcastをお聞きください♪

http://jujube-ex.jp/Lcc769/21431

 

■テーマ:『言う事を聞かない部下がいた時に考えること』

 

部下がミスをする。

勝手に判断して、おかしなことになる。

 

そういったことが日常で起きるときがありますよね。

 

「なんでそうした?!」

 

そんな時、思わず

「お前、バカじゃないのか!!」と怒鳴ったり、

「なんでそんなことしたの?」と詰問したり。

 

井上先生曰く、

「放っておくと

「なんでそういうことするの?!」という事態が

今後増えるかもしれないですよ?」

 

いったいどういう事でしょう?

 

■「頭」ではわかっている時代

 

情報社会と言われ久しいですよね。

 

情報が多いからこそ、

「嫌なこともやらなくてはいけないですよね?」

「言われたことは我慢してやらなくてはいけない」

と頭でわかっている人が増えたと井上先生。

 

一方、若い人たちを見る機会の多い井上先生は

そんな人たちが、頭ではわかっていても

体が動かないということも起きていると。

 

頭ではわかっていても、肚落ちしていない。

 

だから動かない。動けない。

 

さらには言われていた約束やルール通りできず、

勝手に行動するという現象まで起きる。

 

この場合、怒鳴ったり、問い詰めても

意味がないと井上先生。

 

では、どうすればいいのでしょう?

 

■前提が違うことを知る

 

「なんでそんなことしたの?」と

相手に聞く前に、やってほしいことがあると井上先生。

 

「なんでそんなことするんだと思う?」

と自分自身に問いかけてみてほしいという。

 

この問いかけに自分自身の仮説を立てる。

 

やっている人の前提(理由・背景)に目を向ける。

 

わからなかったら、そこで初めて聞いてみる。

 

「どうしてあの方法をとったのか教えて」と。

 

井上先生は、言います。

 

返ってくる答えはおそらく予想外。

多くの場合、相手の前提が自分たちと違うから。

 

じゃあ、どうすればいいのでしょう?

問題行動は問題行動ですから。

 

■自分たちの前提を知る

 

井上先生は言います。

 

自分たちがどんな前提(理由・背景)で

ものを語っているか説明できるでしょうか?

 

社長や幹部がなぜ、

やりたくないことも時には自らやって、

それでも進んでいこうというエネルギーが

湧いてくるのか?

 

それは社長やリーダー自身に

「やり遂げたいこと」があるという前提があるから。

 

やり遂げたいことに向かっているからこそ、

やりたくないこともできるし、判断もできる。

 

けれど、「なんでそんなことするの?」と

言いたくなる当の本人には、多くの場合、

こちらと同じ前提は持ってないと井上先生。

 

だからこそ、まずはその当の本人の前提を聞く。

本人の肚落ちして、勝手に動いた理由を聞く。

 

それが、彼らを動かしているエネルギーの源だから。

現象にフォーカスしてばかりだと

相手の中にある「源」が変わらないから、

きっとまた同じ現象が起きる。

 

その「源」に目を向けられたとき、

きっと何かが変わっていくと井上先生。

 

まずは、自分と相手の前提を知る。

 

そうすると違う前提が創れるかもしれない。

そんな時に新しい発想が生まれるかもしれない。

 

井上先生は言います。

「腹が立った時ほど、思い出してほしいです」

 

皆さんはどんなことを感じましたか?

 

というわけで本日はここまで!

 

そして毎月恒例の明快カレッジは

11月は満員御礼のキャンセル待ちです。

12月は「組織の構築法~組織を作るとは?~」です。

こちらもお楽しみに!

 

お申込みはこちらから!

⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/31431

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

私の大好きな映画「Guardians of Galaxy」の

続編の来年公開が決まったそうで。

 

この映画では「チーム」というものを

とても考えさせられたんですね。

 

この映画の場合、前提は

「自分たちの星(大切なもの)を守る」

 

でも、宇宙のはぐれ者、5人のチームは

考えることがバラバラ。

井上先生のいう「HOW」が違う。

そうなると表現や行動が変わってくる。

 

同じ前提を持っているのにすれ違いが生まれる。

信頼し合っているはずなのに。

 

これってとても多いのではないかと思うのです。

だからこそ、前提を語って、

「だとしたら、何ができる?」を皆で考えた時、

初めて何かが加速度的に生まれていく。

 

そんなことを考えた今回の明快通信でした。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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