『組織が変わり始めた会社の社長の共通点』~明快通信Vol.127~
2016年10月18日
おはようございます。
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
自分の携帯電話に「はい!お電話代わりました!」
と勢いよく出る自分。
(どうしたらこんな事態になるのか自分でもわかりません)
さて、今回も、本文の前にお知らせです!
来月、11月18日(金)の明快カレッジのテーマは
「リーダーシップとフォロワーシップ」です。
リーダーシップを発揮しても、
現場にフォロワーシップが発生しないとうまく動かない。
思い当たる節のある方、
ぜひお話聞きに来てくださいね。
お申込みはこちら!(2017年のスケジュールも見られます!)
⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/11421
それでは、本日も、井上健一郎先生のお話を、
私、佐藤がお届けして参ります。
井上先生の実践編をもっと知りたい方は
ぜひ、合わせてPodcastをお聞きください♪
http://jujube-ex.jp/Lcc769/21421
■テーマ:『組織が変わり始めた会社の社長の共通点』
ここのところ、井上先生が色々な場所で、
「組織が変わり始めたんです!」ということを
耳にすることが多かったとのこと。
そこで、井上先生が中小企業の組織が
変わり始めた社長の話から、
ポイントを集約して話してくださいました!
それが以下の3つ。
その1:会議は社長が結論づけない
その2:違和感から始まる改革を受け入れる
その3:自分が変わった/自分を変えた
さぁ、具体的に見ていきましょう!
■その1:会議は社長が結論づけない
組織に良い変化の兆しが見えてきた会社では
社長が簡単に会議で結論づけるのを止めていると
井上先生。
そうなると社長のいない会議でも、結論保留とならない。
現場でなんとか結論まで持って行こうとしている様子が
感じられるのだとか。
そして、そんな会社の社長は
実際に何をやっているかというと、
ファシリテーションに徹しているのだそうです。
つまり、社員から「何か」を引き出すことに専念する。
そして、議論が盛り上がり、
皆で結論に近づいていくというプロセスを
味わっているようなのです。
■その2:違和感から始まる改革を受け入れる
通常、新卒であっても中途であっても新入社員は
まだ、会社のことをよく知りません。
たとえ新入社員が不思議に感じることがあっても
それは不慣れからくる違和感として、
会社側も無視してしまうんですね。
でも、組織が変わっていく会社は違うのだそう。
「えっ!こんなことするんだ…なぜなんだろう」
という違和感や疑問を無視しないで、拾い上げている。
自分たちの常識となってしまっていることを
一旦否定することができるのだそうです。
そして、その違和感に基づいた新しい発想と改革を厭わない。
「あなたはどう感じた?」と問いかけ、
新入社員という会社の風土ややり方に不慣れな人の意見を
積極的に取り入れていくのだそうです。
そこに新しい風が吹くというわけです。
■その3:自分が変わった/自分を変えた
多くの社長さんに観られた共通点の最大のポイントが
「自分が変わった/自分を変えた」という話だったと
井上先生。
そして、自分から「何かをしよう」と決めるのだそう。
例えば、会社の雰囲気を良くしたいから、
サンクスカードを始める。
みんながやらなくても、とにかく社長だけは書き続ける。
そうしてポツポツと書き始める人が増えていく…。
良い兆しが見えてきた組織では
そんなことが起こっていたと井上先生。
■この3つのポイントが教えてくれたこと
井上先生は、この3つのポイントを総じて、
「上から押し付けていない社長の姿」を感じたと言います。
いつも社員や部下に
「お前はこうだよね」と指摘していても人は変わらない。
けれど、自分が変わって、
その姿を見せ続けられた社長の会社には、
ポツポツと変化が現れる。
そんな社長たちには、
必ずといっていいほど、誰もついてこないけど
社長1人でやり続けているような時期があると井上先生。
それでも止めなかった。
「組織を変えたい」と決めたなら、やり続けてみる。
井上先生は言います。
たった1人、会社の中で、社長という人間が
動き続けるということが
どれだけ影響力のあることか
もっと自覚してほしい。
それくらい社長の影響は大きいんです。
だからこそ、「社長次第」なのかもしれません。
「今回は、敢えて「社長」にフォーカスしたけれど、
組織のリーダーには皆当てはまることだ」と井上先生。
皆さんは、このお話からどんなことを感じましたか?
というわけで本日はここまで。
そして、来たる11月18日(金)の明快カレッジのテーマは
「リーダーシップとフォロワーシップ」。
ついていく側の視点を知ると全員がリーダーになれる?!
お申込みはこちらから!
⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/31421
お待ちしております!
組織と感情の狭間にヒントはある?!
次回もお楽しみに^^
————————————————————-
■セミナー情報はこちら♪
→井上先生が教える組織マネジメントセミナー
『明快カレッジ』
http://jujube-ex.jp/Lcc769/41421
→『人事評価制度セミナー』
http://jujube-ex.jp/Lcc769/51421
→トップのビジョンを作る『NLP&コーチングセミナー』
http://jujube-ex.jp/Lcc769/61421
————————————————————-
■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
やっぱりこの話はキングダムで書きたいので
書かせていただきます。
キングダムの中で主人公の信(しん)が
伍長から什長になり、百人将になりと
部隊が大きくなる中で見せてきたのが自分の背中だった。
戦場の中で、
誰よりもその背中で自分の隊の兵たちに語りかける。
みな、その背中を追いかけていく。
けど、戦略は全く駄目だから、みんなに任す。手放す。
そして、得意な面々が生き生きと
その役割に身を投じる。
「お前が言うなら信じる」という信。
一体、リーダーって何なんでしょうね。
マネジメントでいくと私が好きなのは、
「蒙恬(もうてん)」と敢えて宣言してみます。
あの熱さと緩さと優しさと強さと厳しさの
バランスが好きであります。
それでは、次回もよろしくお願いいたします!
佐藤明日美
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
————————————————————–
■井上先生への質問はこちらにお寄せください。
————————————————————–
■『明快通信』バックナンバーが読めるようになりました。
http://jujube-ex.jp/Lcc769/71421
————————————————————–
■人事評価システム「明快」
http://jujube-ex.jp/Lcc769/81421
Facebookページはこちら
http://jujube-ex.jp/Lcc769/91421
■人事評価セミナー
http://jujube-ex.jp/Lcc769/101422
■組織マネジメントを学ぶ『明快カレッジ』
http://jujube-ex.jp/Lcc769/111422
—————————————————————
▼『明快通信~中小企業は人事部を作りなさい!』
このメールは、究和エンタープライズコンコードによるメールマガジンです。