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「組織」を混ぜて、新たな発想を~明快通信 Vol.004~

2014年4月15日


こんにちは。

人事評価システム「明快」事務局の佐藤です。

 

暖かくなってきて、お出かけ日和が続くにも関わらず、

3週間で映画4本、DVD12本鑑賞しました。

 

今週の明快通信もぜひお楽しみください!!

 

▼明快通信~中小企業は人事部を作りなさい!~Vol.004

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●井上健一郎のコラム『中小企業は人事部を作りなさい!』

テーマ:「組織」を混ぜて、新たな発想を得る!!

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こんにちは。井上健一郎です。

 

まずは、前回の復習です。

専門性を高める分業化が、

現場では、担当業務だけしていればいいという思考に

陥りがちになります。

 

そうやって社員が視野を狭めているというお話をしました。

 

そんなとき、社員の視野を広げて、

組織全体、会社全体の新しい発想につなげていくには

どうしたらよいのでしょうか??

 

それは、組織を「混ぜる」こと。

組織を「混ぜる」にはキーワードが2つ。

一つは、「ひとり二役」。もう一つは、「自主性」でしたね。

 

この2つ簡単に説明すると

「ひとり二役」は組織の中の「役割を混ぜる」こと。

「自主性」は「意思決定を混ぜる」ことになります。

 

今日は、「ひとり二役」を掘り下げてみます。

 

【「ひとり二役」を考える】

 

まず「ひとり二役」ですが、なぜこれが重要かと言うと

理由は以下の2つです。

 

①個人では見えていたけど、

チームに見えていなかったものが、見えてくるようになるから。

②チーム全体でみるべきものを個人が認識しやすくなるから。

 

まだ少しイメージしにくいと思いますので

例を挙げてみたいと思います。

 

会社の営業スタッフの役割は、

自分の担当エリアやルートで売上を上げること。

 

そこにもう一つ、キャンペーン施策の立案と計画、

他セクションとの情報交換などチーム全体をより良くするために

必要な機能を担わせる。まずはサブ的な役割でも良いでしょう。

 

そうすると、担当エリアのことだけ考えていた時とは違う視点で

チームのことを考えなくてはいけなくなる。

 

人に指示を出したり、部全体の成績が上がるための施策を練ったり。

そうすれば、自然と自部門の役割の広さを認識し、

たくさんの情報を集めることになるでしょう。

 

こんな風にイメージしてみてください。

 

なぞなぞの答えが分からないときに、

ヒントをたくさんもらっていけば、

だんだんと正解に近づく発想が生まれやすくなることと似ています。

 

一つでも多くの情報をつかみ、

それぞれがその情報を発信するチャンスが増えれば

社員の人数分だけ様々な発想が生まれると

言い換えられるかもしれません。

 

「ひとり二役」で組織を「混ぜる」意味

お分かりいただけましたでしょうか?

 

次回は、もう一つのポイントである「自主性」について

 

お話しますね!お楽しみに。

 

■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

編集担当の佐藤です。

 

この時期、部署移動や組織編成がある時期ですから、

新しい環境や新しい役割に挑戦される方が

たくさんいらっしゃる時期です。

 

このひとり二役の話を聞いて思ったのですが、

新たな役割を担わされるとき、恐怖を感じるか、興味を感じるか、

人によって様々ですが、私はなかなか恐怖を感じるタイプです。

 

知らない世界ってやっぱり怖い。

ただ、始まってみると意外にその恐怖は知らずに

飛んでいってしまうことが多いのですが、

今回のコラムであるように、新しい役割を得ると、

新しい景色を知ることができる。

 

そうすると新しい発想に辿り着く

チャンスも増える。それって素敵なことだなと

新しい役割に対する抵抗感が少し飛んでいきました。

 

井上さんありがとうございます!!

 

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