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『続・リーダーはまずは自分に指を向けなさい。の本当のところ』~明快通信Vol.113~

2016年7月5日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

朝起きると、寝癖がサリーちゃんのパパ。

結局、洗髪しなおすことになるとある朝。

 

(毎朝違う寝癖の芸術性って実はすごいんじゃ?!と思って

自分を鼓舞する朝の一幕でした)

 

さて、今回も、本文の前にお知らせです!

7月8日(金)の明快カレッジのテーマは

「企業・チームのビジョン・バリュー

~経営者・リーダーは何を実現するのか~」です。

ビジョン・バリューのご自身の考え方を

整理したい方は、ぜひご参加ください!

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それでは気を取り直しまして、

本日も、早速、井上健一郎先生のお話を、

私、佐藤がお届けして参ります。

 

■テーマ:『続・リーダーはまずは自分に指を向けなさい。の本当のところ』

 

前回までは、自分に指を向けるということは、

自分の影響力を自覚し、どう使うかを

考えることなんですよというお話を

お伝えしてきました。

 

前回の記事はこちら↓↓

http://jujube-ex.jp/Lcc769/21281

 

そして、その行き着く先は?が今回のテーマ。

 

早速お届けしてまいります!

 

■時代が変わっても変わらない理想のリーダー

 

井上先生は言います。

「時代が変わっても、基本的には

リーダーの理想の姿は変わらないと思うんです」

 

どういうことかと言いますと、

やらなくてはいけない具体的な課題設定は

変わっていきます。

 

ただ、リーダーは基本的に、

方針・方向性を決めていく。

そして、組織のパフォーマンスのために

組織の「連携」を考えていく。

 

そして、それを支えているのが「関係の質」。

 

つまり、

「リーダーの築く「関係の質」が高ければ高いほど

組織の方針を後押しする組織の『連携』が

力強くなるんです」と井上先生。

 

そして、これを踏まえたうえで、今日のテーマ、

リーダーの影響力について考えます。

 

一番最初にリーダーが考えるべき

影響力とは何なのでしょう?

 

■リーダーが最初に考える影響力

 

それは、「安心安全の場」を作る影響力だと

井上先生は言います。

 

そのためには、メンバーが

この人に任せたら大丈夫だと感じられる

リーダーであること。

 

それには、リーダー自身が何か一つでもいいから

自らの基準を常に高く設定し、

それを実践できていること。

 

まさに、明快通信の110号でも触れた

「自覚と自負と自信」そして「謙虚さ」を

どちらも持っているリーダー。

 

井上先生は言います。

いつも上の基準を見ながら、偉ぶらない。

こういうリーダーって頼もしいから、

いるだけで周りが安心するのだとか。

 

「いざとなれば、リーダーが!」と

仰ぎ見ることができる安心感。

自分たちが言いたいことに対しても

許容してくれるという大きさ。

 

その影響力は、組織全体を

メンバーが「安心安全」に物事に取り組める場へと

変化させていくのだとか。

 

そして、そういう場を作れるとどうなるか?

 

思い切ってみんなが発信できる。

その中から、新しい発想が生まれる。

思い切って行動に移せる。

 

そんなエネルギーが組織から自然発生的に

湧いてくるようになっていくんですよと井上先生。

 

■自分の影響力を考えていった先にあるもの

 

そうやって、一つ一つ自分の影響力を

考えていくと一体どうなるのか?

 

私は気になりました。

 

そうすると井上先生はこう教えてくださいました。

 

「その先にあるのはね、

Podcastのオープニングで語られてるんだよ」

 

それこそがまさに

「組織が一体となってゴールを達成する究極の快感」なのだというのです。

 

人に目を向けているときは、

「なんで言ったとおりに動かないんだろう」

「あいつのああいうところに原因がある」

という思いや不満が湧きやすい。

 

だから、ぐいぐいと引っ張って、

思い通りに動かそうとする。

「夫婦関係がまさにそうだよね」と笑う井上先生。

 

だから、自分が目の前の現実に

どんな影響を与えているのかを問いかける。

 

そして、「安心安全の場」を作ったり、

「関係の質」を高めたりしていく中で、

組織が、次第に静かに大きく動き出していくことを体感する。

 

そうやって、ゴールを達成したときに

関わったすべての人に生まれる喜びや感動。

 

簡単なことではない。

けれどそういったことの積み重ねの先にしか

その喜びは待っていない。

だから井上先生の言葉が時に厳しく

耳に響くのかもしれません。

 

井上先生が言う「自分に指を向けなさい」の意味、

少しでもお分かりいただけたでしょうか??

 

ご自身のその大きな影響力、

どんなふうに使うのか考えてみてくださいね!

 

そして来たる7月8日(金)の明快カレッジ。

自分の影響力をもしビジョンで表現するなら?

そんなヒントが知りたい方はぜひいらしてください!

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お待ちしております!

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

最近、また1巻からキングダムを読み返しました。

相変わらず、大好きなのですが、

読むたびに新たな発見があります。

 

漫画の中での影響力の一つに「檄」や「声」があります。

出陣するときに、部隊を鼓舞する将軍の言葉です。

 

それぞれの将軍が部隊に対してぶつけるものが

違うんです。

それは、普段のその人のキャラクターというものが

大きく影響してきます。

 

普段、頼み事をしない将軍が、「頼んだよ」ということ。

普段、語りかけることの多い将軍が、強い言葉を使うこと。

 

どうしたら、自分の言葉と姿で

兵一人ひとりの心の中に火をつけることができるのか

知ってるんですね。

あの人たちは兵の内的動機づけを「檄」でやる。

 

将軍たるもの自分自身を正確に捉えておく。

できていれば、普段はおちゃらけていようが、

少しふざけていようが、抜けていようが、

いざというときに、みんなに火をつけられるのかもしれないなぁと

ふと感じた読み返しでした。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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