『部下に話しているのに、なぜ伝わらないのか?』~明快通信Vol.108~
2016年5月24日
おはようございます。
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
ひとりカラオケから出てくると、
ズボンが生クリームにまみれていた・・・
暗闇でのパンケーキは、いけません。
(食事は明るいところで食べるのが基本です)
さて、今回は、本文の前にお知らせです!
6月16日(木)の明快カレッジの
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それでは気を取り直しまして、
本日も、早速、井上健一郎先生のお話を、
私、佐藤がお届けして参ります。
■テーマ:『部下に話しているのに、なぜ伝わらないのか?』
こんなに伝えているのに、こんなに話しているのに
社員に、部下に伝わらない。
そんな時、いったい相手に何が起こっているか、
想像してみたことはありますか??
井上先生が話しても伝わらないリーダーに対して、
贈る言葉。本日もお伝えして参ります!
■語りたくなっても、語るなかれ
井上先生は言います。
「自分の哲学を語りたくなっても語り過ぎては
いけないんです。」
では、語らないことで何が生まれるのでしょう?
社員や部下は、「聞いてみたく」なるのだそうです。
さらに井上先生曰く、
「聞いてみたくなる感覚にしないと、
話の吸収力が上がることは無いんですよ」とのこと。
■なぜ、話し過ぎると聞いてみたくならないのか?
皆さんも、やりとりを想像してみてくださいね。
例えば、営業成績の上がらない部下がいたとします。
上司:「さっきのお客様とのやりとりは、
会社の方針に沿ってないから、ダメだよ。
そもそも、会社の方針に沿ってほしいのは
それがお客様のためという意図が
あって、、、。」云々
分かってほしいから、伝えたいんですよね。
だから話してしまう。
ただ、この時、部下の中にはこんな心の動きが
あるそうなのです。
何かを言っているな。聴かなきゃ!
↓
何を言っているんだろう?
↓
何がいけないのかな?
↓
何でここまで言われなきゃいけないのかな?
話せば話すほど、まくし立てれば立てるほど、
どんなに「こうすればいいんだよ」という意図で
伝えていても、アドバイスに聞こえなくなる。
責められているような気になる。
本人のなかに
「そうすればいいのか!!」が生まれない。
だからこそ、結果的に何も伝わらない。
できるようにならない。また同じことを繰り返す。
ということが増えるそうです。
■「聞いてみたくなる」をどう作るか?
井上先生は言います。
「多くを語らず、問答をする感覚で話してみる」
例えば、
上司:「俺はそれは違うと思うよ」
部下:「えっ?どうしてですか?」
上司:「だってこうじゃない?」
ここでのポイントは部下に質問をさせていること。
その瞬間に、次の上司の言葉が吸収されるのだそう。
つまり、言われたことより、
尋ねてみたり、質問してみたりしたことの方が
浸透力が違うと井上先生。
だからいかに、言葉少なに、質問させる環境を
作れるか?というのが重要なんだとか。
そして、この問答には、実は、もう一つ、
大きな利点があるのだとか。。。
何だと思いますか??
これこそ、吸収力を上げる問答の魅力みたいです。
でも、長くなってしまうので、今回はここまで。
皆さんも考えてみてくださいね^^
そして来たる6月16日(木)の明快カレッジ。
私が、井上先生が語ってくださる中でも
3本の指に入れたいほど好きなテーマ。
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お待ちしております!
組織と感情の狭間にヒントはある?!
5月31日の配信はお休みとなるため、
次回は6月7日です!次回もお楽しみに^^
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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
まくしたてる人ということで思い浮かんだのが
映画「セッション(原題:WHIPLASH)」。
以前も一度取り上げたこの映画。
アメリカで最高の音楽学校を舞台に、
Jazzのドラマーを目指す才能あふれた少年と
その少年に期待をかけた教師の話。
教師は、ただひたすら自分の理想のために
教師自身の信念を伝え、追い込み続ける。
教師を妄信し、自責し、自分の思考が停止する。
結構、ホラーな話だと思います。
ぜひ、伝えたい事、わかってほしい事が
ある人ほど、一度、ご覧いただくと
ちょっとしたヒントがあるかもしれません。
目を背けたくなるかもしれないですが。。。
それでは、次回もよろしくお願いいたします!
佐藤明日美
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