『新しいメンバーに早く自分軸を持ってもらうためにできること』~明快通信Vol.106~
2016年5月10日
おはようございます。
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
今年のGWは、家に籠りたいというインドアな私の
たっての希望により、自宅を中心に半径5kmを
ほぼ出ずに、インドア生活を満喫。
(やるだけやったので充足感の極みです。)
さて、今回は、本文の前にお知らせです!
5月17日(火)の明快カレッジの
テーマは「組織コミュニケーション論」です。
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それでは気を取り直しまして、
本日も、早速、井上健一郎先生のお話を、
私、佐藤がお届けして参ります。
■テーマ:『新しいメンバーに早く自分軸を持ってもらうためにできること』
明快通信104号で、違う者同士が
響き合う組織を作るためにというテーマを
お届けしました。
104号はこちらから↓↓
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井上先生とお話ししながら、
新しいメンバーが組織に加わったときには、
他のメンバーと響きあってもらうために何ができるのか?というテーマに行き当たりました。
入りたてのメンバーに「自分軸」を
持ってもらうための第一歩とはなんでしょう?
■「自分軸」を持つ=自己確立
井上先生曰く、
「自分軸を持つという事は、自己が確立していくこと」
それは、何かの課題や事象を目の前にしたとき、
自分の中で「違和感」を感じたり、
「自分はこう思う」という意見形成ができたり
することなのだそう。
それは「自分を知っていくこと」にも近いと
井上先生。
組織の中で、どうしたらその人が自分を知り、
自分軸を作っていけるのでしょう?
■対比できる「軸」を用意する
入りたてのメンバーが特に若い時には、
「会社や上司としての「あり方」、「軸」を
見せてあげないといけないです」と井上先生。
それは、入りたての人に最初から
組織における「自分軸」がないのは
至極当然のことだからだそう。
ではどうするのか?
井上先生曰く
「自分と対比できる「軸」があれば
自分を知っていくことができるのです」
どういうことかというと、
自分と外部の軸を比べて、出てきた「違和感」が
自分が感じていることや考えていることを
明るみに出してくれるという事なのだそう。
「なんか違うような気がする」
「自分はこう思うけどな」
その中で「あぁ自分はこう考えてるのか」と
気づいていくわけです。
では、その「軸」には何があるのでしょう?
■最大の「軸」は、組織・上司のあり方
井上先生はこういいます。
「その対比のための「軸」になるものが、
会社や上司の持つビジョンやあり方なのです」
続けてこうもおっしゃいます。
「そのビジョンやあり方が定まっていればいるほど
メンバー個人の「軸」が定まりやすいんです」
そして、自分軸を作ってもらうためには
フィードバック(FB)を繰り返していくことが
一番効果的なんだとか。
「私たちは、会社のファンを増やしていきたい。
だからこそ、チームとしてのパフォーマンスを
大事にしているし、最高のものを提供したい。
だから、あなたの今日の仕事の仕方には
少し違和感を感じたんだよ」
「私たち(WE)の軸」を中心に語っていく。
常にそれが明確だからこそ、自分自身の考えること
感じることも明確になっていく。
この目標に向かっているなら、
自分はこういうことができるかもしれない。
こういう立ち位置で仕事ができたらいいな。
これが、組織での自分軸獲得への第一歩だと
井上先生。
ますますビジョンやあり方の重要性を
感じてしまいますね。
皆さんの組織の「軸」はどうなっていますか?!
組織と感情の狭間にヒントはある?!
来週もお楽しみに^^
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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
「自分軸」がテーマの今回。
思い出したのはこの映画「Bridge of Spies」。
実話を基にしたアメリカ映画。
冷戦時代のアメリカのとある弁護士のお話。
アメリカで逮捕されたロシアスパイの弁護をし、
全国民の敵になる。
そのスパイとロシアで捕虜となった若い米兵、
東ドイツで捕まったアメリカからの留学生を
交換するための交渉役をすることになり、
情勢不安な東独で静かに闘う。
この弁護士の自分が感じたことを成し遂げるための
ただひたすらな頑固さと正直さ。
彼自身が成し遂げたことのエネルギーの源。
政治色が強い映画ではあるけれども、
むしろそんな時代背景を色濃く背負った
CIAや各国の官僚やトップたちが滑稽に見えるほど。
自分軸ってこういうものなんじゃないかと
頭にガツーンと衝撃が走った作品でした。
それでは、次回もよろしくお願いいたします!
佐藤明日美
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