『No.2候補の見つけ方』~明快通信Vol.048~
2015年2月24日
おはようございます。
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
先日、うん十年ぶりに、鉄棒の逆上がりに挑戦いたしましたところ、
奇跡的に回れました。。。
嬉しい反面、軽々とこなせなくなった事実に、思わず苦笑いたしました。
(そして、次の日より、腕と肩の筋が
これでもかというほど悲鳴を上げたことは言うまでもありません)
さて、今日は編集後記で、お知らせがありますのでお見逃しなく。
今週も井上先生から人や組織に関する
ノウハウを取材して参りました。
今回のテーマは「No.2」。詳しくは本文で・・・!
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テーマ:No.2候補の見つけ方
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前回は、No.2は組織にはやはり必要ですよねというお話でした。
さらには、No.2には、「変換力」があること。
アウトプットしたもので人を動かせること。
以上の2つの力があるといいですとお伝えしました。
ただ、「そんな優秀な社員いませんよ」というお声も
出るかと思います。
今回は、リーダー的な立場にいる社員の中から
さらにNo.2候補になれるのではないかという
人材の見つけ方について少し、考えてみたいと思います。
前回の記事を読みたい方はこちら↓↓
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早速参りましょう。
◆スタート時点では、「具体化」できる人
「3年後は、売上3倍だ!」と社長が言った時に
No.2は、「じゃぁどうするか」を考える必要が出てきます。
だからこそ、候補になる人は、
普段から、現場の仕事の進め方において、
具体化に向かうための推進力になれるかに注目します。
売上目標を達成するために、
「倍の事をやろう!」でも良いですし、
「このやり方は、こうしたほうがいいよね」でも良いです。
「みんなでこのテーマについて考えてみよう!」と
現場のベクトルを合わせることでも良いです。
そういった、どんな小さなことでも、自ら具体化できる人、
もしくは、具現化に向かうためのプロセスを
コーディネイトしている人というのは見込みがあると思います。
◆自分事として捉えられる人
次に大事なのが、社長の想いを「自分事として捉えられること」。
No.2は社長の単なる「翻訳機」というだけではだめで、
そこにNo.2としての意思や意欲が存在していなくてはいけません。
言い換えると、トップに対する共感や共鳴と言えます。
そんな人は、普段から、人一倍、動くことを厭わなかったり、
「これ私がやりますよ」「それやりましょうか?」と
自ら仕事を取りに来てくれたりする人が多いと思います。
そこには、完全なる本人の意思と意欲がありますから。
もちろん、成果物としての仕事に結果は表れてきますから、
ただ誰より動けばいいということではありませんし、
安請合いするような社員については、言わずもがなです。
◆人の心を動かすということに関心を向けられるか?
これはNo.1やNo.2のどちらにしても大事なことなのですが、
人の心に響かすことができるかどうかという事です。
例えば、こんなに想いやビジョンを伝えているのに
社員が思ったように動いてくれないとお悩みの社長がいたとしたら、
それはおそらく、心に響いていないからだと思います。
No.2としては、No.1と現場の懸け橋になるので、
社員に心に響くように伝えて、且つ
動いてもらうことは避けて通れません。
心に響くとは、
「やれそうだな!」「できそうだな!」という気持ちや、
「やりたいな」という気持ちになるという事です。
その人たちの心が前に向かって動き始めるきっかけを
作るという事です。
人は、頭だけでなく、「心」でも人の言葉を聞いているものです。
なので、人の心が動かないなら、何も動かないという事です。
だから、普段から、そういったことに関心を向けて
周りの人と関係性を作る努力をしている人というのは、
間違いなくNo.2候補になります。
こういった人たちに共通する点を挙げるとすれば
思いやりのあることはもちろん、
素敵な表現・言葉遣いをする人が多いと思います。
というのも、そういった表現ができる人は、
自分自身も、今までの人生の中で、誰かの言葉や表現が
心に響いた経験がある人だから、人の心に響くということを
経験としてちゃんとわかっているんですね。
◆求めすぎないこと
以上3つのポイントが全部なければいけないということではなくて、
どれか一つ感じたら注目してください。
そして、できれば、育つための機会を作ってあげてください。
No.2を育てられない、探せない、見つけられない
という声をよく聞きますが、ほとんどの場合、
社長があまりに高いレベルを始めから求めすぎなのだと思います。
それよりも、そういった負荷の高い仕事を
これから、こなし続けてもらうことを考えて、
素質や素養の部分、意欲やエネルギーで見てみる。
能力やスキル部分は、後々、伸ばしていけるものもありますし、
どうしても足りないなら、他の力(専門家や技術者、コンサルタント)
で補完していけばいいわけです。
いかがでしょう?
周りに候補となる方は見つかりそうでしょうか?
ではまた来週お会いしましょう。
井上健一郎
■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
明日は、井上さんの特別無料セミナーのご案内を
させていただきますので、お見逃しなく!
さて、今回の話を聞いて感じたこと。
相手に、「あるべき」姿を追い求めることについて。
往々にして、私があるべき姿を追い求めたい時は
どんな時だろうと思い、我が身を振り返りました。
そうしたところ、夫婦関係の場合、自分が楽をしたいとか、
不安になりたくないとか、安定していたいとか、
そういう理由だったりすることに気づきます。
あな、おそろしや。
この一方的な欲求の押しつけとやみくもなゴール設定。
反省です。
もうちょっと、相手との関係性や可能性に焦点を当てて話そう。
そう思ったのでした。
次回もよろしくお願いいたします!
佐藤明日美
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