会社を管理する|明快

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会社を管理する

「会社の管理」「会社を管理する」と一言で言っても、そもそも管理というのはどういう意味なのでしょうか?このページでは、会社の管理について、少し考えてみましょう。

管理と経営

例えば、社会学の中では「管理」とは、組織の目的を効果的かつ能率的に達成するために組織そのものの維持や発展を図ることとされています。特に企業においては、企業の目的を達成し、企業活動を円滑にするために行われるさまざまな活動を指し示すことが多いです。これらのあらゆる活動において一般的には、人員・資金・物品・情報の4つの資源を重要視しています。その資源を調達し適切に配分すること、そこから有効的に活用するために人事や財務制度などを整備していくこと、目的活動にかかわる企画や評価機能の充実などが「管理」と呼ばれることの概ね代表的な意味とされることが多いと思います。

特に経営については、「経営管理論」と呼ばれる学術が専門にあるほど広義の意味合いを持ちます。組織・団体・企業の管理についての実践的な技法(経営管理)の確立を目指す学問であり、経営学を構成する分野の一つです。現在では、企業経営の大規模化・複雑化に伴って組織を構成する要素及び経営に関わる要素は多岐に亘るようになった結果、経営管理の扱う範囲がたいへん広くなり、また専門性が強くなったため、一般に、その管理対象に応じて細分化の一途を辿っています。例えばヒトの面の管理は人事労務管理(人事管理)論、お金の面の管理は財務管理論など、それぞれの專門化がどんどんと進んでいる状況と言えるでしょう。

経営管理の要素

管理原則の父」と呼ばれるファヨールは、経営管理を計画、組織、指揮、調整、統制の5要素と定義しています。
簡単にまとめると、経営管理とは、企業活動を円滑に行うとともに、企業の目的達成を最上のミッションとし、「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つの経営資源を調達し、効率的に配分し、適切に組み合わせる、といった諸活動のこととされます。主体的に行動する人的資源を重要視し、これに上手く働きかけて、組織化し協働させたり、活性化させるためのステムを如何に構築するかということが主要な課題であるとされます。

経営管理すなわち「マネジメント」の由来は「手」を意味するラテン語「manus」であり、もともと何かをモノを扱うという意味が込められているそうです。その名残として馬を扱う乗馬学校の練習場や調馬場を指す言葉として「マネージュ」が国際的に使われています。すなわちマネジメントには行き届いた管理、つまりすべての資源、とくに資金を効率的かつ効果的に使うという含みがあることが分かります。またマネジメントの概念は、はるか昔からあるリーダーシップの概念と違って科学の時代に生まれ育ち、システムに対する信頼、特にシステムを導入して維持する能力と、財政を管理して統御する能力が高く、ビジネスには不可欠な要素なのです。一方で、人を機械やお金のように扱ってしまう罠もあることが、企業にとってはとても怖いことなのです。

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